また、スタッフにとってもプロフェッショナルな個人が活躍できるチャンスがもたらされる。それはLady GagaにとってのTroy Carterであり、Justin BieberにとってのScooter Braunだ。自らアーティストを発掘し、戦略を持ってアーティストを人気者へ押し上げるプロフェッショナルなマネージャーが登場してくる可能性は高まるだろう。音楽のみならず映像のクリエイティブに強みを持った人材かもしれないし、Troy Carterのようにデジタルメディア周りの戦術に専門性を持った人材かもしれない。またはファンコミュニティの運営に専門性を持った人材かもしれない。
明確で魅力的なコンセプトとコンテンツを持って活動し、必要に応じてクラウドソーシングを活用して専門的なノウハウやスキルを用いる。さらに活動をステップアップさせるために、専門性を持ったビジネスパートナーと契約する。そんな自立したアーティストの姿が現実のものになるとき、同時に、アーティストに関わるスタッフにも一層の専門性が求められ、「このアーティストにこの人あり」といったスター的なスタッフが日本にも多く登場する可能性が広がっていくはずだ。
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