「PDF」はもっとも普及した電子文書のフォーマットだ。ビジネス文書などで利用されるだけでなく、ホームユースでも利用されている。特に「ScanSnap」などの安価なドキュメントスキャナの登場により、紙文書の電子化、つまりPDF化する機会が増えつつある。また、大画面のスマートフォン、あるいはタブレットの普及により、閲覧可能機器が増えているのも見逃せない。PDFを取り巻く環境は、急激に整いつつある。
PDFリーダーの評価すべきポイントは、まず「読み込みが高速である」「ページ送りにストレスがない」といった点が挙げられる。それに加え、たとえば暗号化されたファイルを読み込めるだとか、キーワード検索に対応するかどうかといった付加価値にもおよぶ。編集機能を搭載しているのなら、注釈や強調、取り消し線といった標準機能をチェックしたい。総じていえるのが、“Adobe Acrobat”にいかに近づけるのか。そして、スマートフォン向けにどの程度最適化されているのかということだ。
そういった意味で、今回紹介する「ezPDF Reader マルチメディア PDF 筆記 書式」は、基本的な編集機能やリーダーとしての高速性を備える。特に、編集機能として注釈や強調、下線、取り消し線といった機能のほかに、テキストや画像の挿入、手書き文字の追加に対応している。また、編集し終えたPDFファイルをそのまま保存できるだけでなく、「Dropbox」や「Google Docs」といったオンラインストレージサービスへとアップロードできる。
このアプリはPDFファイルをスマートフォンやタブレットで扱いやすいように設計しているだけでなく、機能面も充実している。特に、閲覧から編集、編集後のアップロードまで、PDF運用をトータルサポートしている点がすばらしい。PDFファイルを扱うことが多いなら、オススメしたい1本だ。
>>「ezPDF Reader マルチメディア PDF 筆記 書式」のダウンロードはこちらから
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