個人的な情報をまとめて管理できる「Memento Database」

アプリ名:Memento Database(Ver.2.1.0)
金額:無料(2013年3月12日時点)
カテゴリ:仕事効率化
開発:LuckyDroid
使用端末:LYNX 3D SH-03C
おすすめ度:★★★☆☆

 本棚にある本やCDなどの情報からパスワードなどの機密情報にいたるまで、多くの人と共有する必要はないけれど、自分にとって必要な情報をまとめておきたいケースは意外と多いだろう。そうしたパーソナルな情報を集約できるのが「Memento Database」だ。

  • 「Memento Database」は個人的な情報を登録し、まとめて管理できるデータベースだ

 このアプリはスマートフォン上で利用できる個人向けのデータベースだ。「本のリスト」「料理のレシピ」など目的に応じたライブラリを作成し、その中にデータを登録しておくことで、後から簡単に情報を引き出せる。

 本格的なデータベースとしての機能を備えており、ライブラリに登録できる項目は自身で自由に決めることが可能だ。たとえば本を管理したい場合は、本の名前、著者名、発行日など、レシピであれば料理の名前、材料、調理方法など、入力する項目は目的に応じて追加・削除できる。

 ライブラリの項目を自分で決められるのは便利だが、一方で、すべての項目を1つずつ用意するのは非常に面倒なのも事実だ。そこでMemento Databaseには、あらかじめ目的に応じたライブラリのテンプレートが用意されている。また、ユーザーが作成したテンプレートもオンラインで配布されているため、これらを活用すれば、手間をかけることなくライブラリを作成できるだろう。

 Memento Databaseはパーソナルデータベースという位置づけであることから、オフラインでの利用が基本となる。たとえば、アカウント情報をまとめていてセキュリティを重視したい場合は、パスワードをかけて管理することも可能だ。一方で、Googleドライブと連携できる機能も備えているため、PCからデータを閲覧したいといったニーズにもしっかり応えてくれる。

 すべての項目や説明が英語であるため、日本人にはやや分かりづらいのが難点だが、機能は充実しており、豊富なデータを手軽に管理できることから利便性は非常に高い。ビジネスからプライベートまで、さまざまな場面でデータ管理に困っている人にお勧めしたいアプリだ。

  • ライブラリの作成画面。目的に応じてさまざまな入力項目を追加できる

  • 項目はテキストだけでなく、日付や画像などさまざまな要素を追加できる

  • ライブラリの作成が面倒だという人は、テンプレートから目的に合ったものを選べばよい

  • 後は項目に沿ってデータを入力していくことで、データベースが完成する

  • 完成したデータベースは閲覧・編集に加え、キーワードによる検索なども可能だ

  • Googleアカウントを登録することで、Googleドライブとの連携が可能になる

>>「Memento Database」のダウンロードはこちらから

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