情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)とJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月17日、Microsoftが提供するサーバOS「Windows Server 2003」にバッファオーバーフローの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。
Windows Server 2003のMrxsmb.sysにBrowser Electionメッセージの処理に起因するヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在する。悪用されると、アクセス可能な第三者からサービス妨害(DoS)攻撃を受けたり、任意のコードを実行されたりする可能性がある。脆弱性を使用した攻撃コードが公開されているという。
現時点では対策方法は公開されていない。JVNでは、対策が公開されるまでの間、UDP137、UDP138、TCP445の各ポートへのアクセスを制限することで、脆弱性の影響を軽減できるとしている。
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