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アップルの2010年後半--iPodアップデートからビートルズ楽曲販売まで - (page 5)

CNET Japan Staff2010年12月27日 07時30分

12月

　米国の「iTunes Store」において、長さが2分30秒以上の楽曲のサンプル試聴時間が30秒から90秒へと延長された。Appleは11月、長さが2分30秒以上の楽曲のサンプル試聴時間を30秒から90秒に延長する予定であることを認めていたが、実施はされていなかった。

　Reutersは米国時間12月9日、経営破たんしたカナダの通信機器メーカーNortelが所有する特許の獲得にAppleが乗り出していると報じた。同報道では、Google、さらにはおそらくMotorolaやResearch In Motion（RIM）も同特許の獲得に乗り出しそうだとも伝えている。

10月の「Back to the Mac」イベントで発表されたMac App Store

　Appleは12月16日、「Mac App Store」を米国時間2011年1月6日にオープンすることを発表した。90カ国同時にオープンするという。Mac App Storeは、Appleが米国時間10月20日に開催した「Back to the Mac」イベントにおいて、90日以内に公開することが発表されていた。

　その他の出来事としては、The Wall Street Journalは、Microsoftの共同創業者であるPaul Allen氏がAppleやGoogleなどの著名なハイテク企業を相手に起こしていた特許訴訟について、漠然とし過ぎていることを理由に棄却されたことを報じた（米国時間12月13日）。Nokiaは、同社をAppleが9月に英国において特許侵害で提訴したのに続き、Appleを特許侵害で英国、ドイツ、オランダにおいて提訴した（米国時間12月16日）。

　Appleの2010年後半は以上で幕を閉じようとしている。同社は2010年、製品発表イベント（WWDC含む）を6回開催し、iPad、iPhone OS 4（iOS 4）、iPhone 4、新iPodシリーズ、第2世代Apple TV、11インチモデルを含む新MacBook Airなどの製品を発表した。また、イベントを伴わない形式では、MacBook Pro、MacBook、Mac mini、iMac、Mac Proなどのアップデートも発表している。

　現在、Appleに関しては、第2世代iPadの関するうわさがメディアをにぎわせている。同デバイスは、現行製品より軽量、薄型化されており、前面および背面に搭載したカメラによりFaceTimeに対応するなどと言われている。

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