ベータ期間中にRockMeltのサイトにアクセスすると、Facebookへのサインインを求められる。招待をリクエストすると、RockMeltを使用しているFacebookの友達は、ブラウザを開いたときに、あなたがアクセスを待っていることが分かる。それを確認した友達なら、誰でもあなたを招待できる。Twitterのあるユーザーは「招待した側と招待された側の両方が、自分は特別な存在だと感じられる」と述べている。
RockMeltはまだベータであり、使っていてもそれが感じられる。同ブラウザに飛びつく前に考慮すべきことには、Facebookアプリケーションを閲覧履歴と密接に連携させることに伴うセキュリティとプライバシーの問題がある。また、RockMeltは最新のChromiumビルド、つまり最も安全なビルドを基にしているわけではない。
RockMeltのクラウドベースサービスの一部は現在のところ、安定していないようだ。筆者のソーシャルサイドバーはWindowsマシン上でブラウザを再起動した後、RockMeltに読み込まれない。また、招待システムがすべての友人を見つけてくれることを期待していたが、全員を見つけてくるわけではなかった。
ChromeのプラグインがRockMeltに読み込まれている間、コンテンツを正しく表示しないものがあることに気づいた。RockMeltは、ネットワーキングサービスをあといくつか追加する必要もある(例えば「LinkedIn」や「Gmail」)。しかしFacebookとTwitterは良好な出発点だ。
1週間後に筆者がまだRockMeltを使っているかどうかは分からない。しかし本製品のバグが修正され、RockMeltがユーザーにプライバシーの心配はないことを請け合った場合、このブラウザを回避する確固とした理由はないと思う。RockMeltは高速に動作し、本当に素晴らしい検索機能を搭載している。そしてソーシャルブラウザではあるが、そのことを前面に押し出していない。試しに使ってみる価値は十分にある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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