マイクロソフト、コンシューマー向け無料「Office Web Apps」を公開

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:末岡洋子2010年06月09日 12時51分

 Microsoftの関係者は2010年5月、無料のコンシューマー版「Office Web Apps」を米国時間6月15日に公開するという計画を明らかにしていた。だが、Microsoftは計画を前倒しし、6月7日にOffice Web Appsをライブにした。

 Office Web Appsはウェブ版の「Word」「Excel」「PowerPoint」「OneNote」で構成される。Windows Live SkyDriveのアカウントを持つユーザーはOffice Web Appsを使って、ウェブ版の各アプリケーションで文書の共有、閲覧、ちょっとした編集が可能だ。ウェブブラウザは、「Internet Explorer 7」以上(Windows)、「Safari 4」以上(Mac)、「Firefox 3.5」以上(Windows、Mac、Linux)に対応する。「Windows Live Wave 4」(ベータ版か?)のロールアウトが6月15日に開始となるため、それまでは「Hotmail」経由でのOffice Web Appsの共有、閲覧、編集はできないとわたしは理解している。

 ところで6月15日といえば、「Office 2010」が米国の小売店で発売される日でもある。事前にインストールされた新規マシンを購入できるのも、この日からだ。Microsoftはこの日、米ニューヨーク市でこれを記念したローンチイベントを催すことになっている。

 「SharePoint」を必要とする法人向けの有料版Office Web Appsは、5月前半に提供を開始していた。

 MicrosoftはInside Windows Liveブログ経由で無料版のOffice Web Appsのローンチを報告している。まずは米国、英国、カナダ、アイルランドで提供を開始した。Office Web Appsには、Office.live.com経由でアクセスできる。4カ国以外のユーザーも、対応言語を問わなければOffice.live.com経由で正式版にアクセスできる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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