第2に、Goチームには、以下のような由緒正しき人々が参加している。
Pike氏によれば、Goという名称は、挑戦しがいのあるゲーム(碁)、Google自体との関連、そしてもちろん、どこかに行く(go)という考えに由来しているという。
GoogleはGoに大きな期待をかけている。
Goは、複数のタスクを並行して実行できるマルチコアプロセッサの利点を活用してソフトウェアを動かすという問題に対処するよう開発されている。また、オブジェクト指向プログラミングが持つ問題点を軽減するためのアプローチが取られている。「ガベージコレクション」のような新しい言語機能も備えている。これは、プログラマーにとって日常的だが重要なメモリ管理の問題を処理するのに役立つものだ。さらに、GoはCやC++で書かれたプログラムとほぼ同等の速度が出せるように、また何よりもプログラムを素早く開発できるように設計されている。
Pike氏は次のように語る。「(コンピュータは以前と比べて格段に速くなっているが)ソフトウェアの構築は以前よりもかなり難しくなっているようだ。ソフトウェア開発のプロセスは、1世代前と比べて少しも良くなっているようには感じられない。われわれが作ろうとした言語は、焦点の1つを迅速な開発に置き、コンパイルが非常に効率的で、コンパイルのプロセスをうまくコントロールできるように依存性の表現が効率的で正確な言語だ。そのような言語により、作業の生産性がかなり向上すると思う」
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