株価は発表直後の9月15日に一定の反応を示したものの、本格的に売買代金をともなって上昇したのは24日。株式市場では、シルバーウィークと呼ばれる大型連休中に行われた国連気候変動サミット内での演説で、鳩山首相が温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年比25%削減することを明言したことが刺激材料になったと見られている。この中で大手企業に対して排出量取引制度の導入なども示しており、ビリングシステムの手掛けるカーボンオフセットビジネスへの需要増加が期待された格好だ。
ビリングシステムはインターネット関連銘柄でありながら先端的な環境ビジネスも手掛ける貴重な存在。現時点での新興市場における存在感はそれほど高くないが、民主党政権下での政策によっては一気に主力銘柄となってくる可能性もありそうだ。
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