上り下り最大20Mbpの実力とは?--WILLCOM CORE XGPを都内で実験 - (page 3)

渋谷でもGX000Nが不安定に

 ショッピング街が広がる渋谷。PCよりもケータイの利用が多そうな街だ。測定できる場所を求めて山下公園に行き、JR線路横にて測定した。

 UD01NAは上野駅に匹敵するほど軽快だ。通常の利用では問題なさそうである。一方、XGPも問題なし。ただしここでもGX000Nで多少不安定なことがあり、極端に速いときと遅いときがあった。サービス開始前ということで、これからのチューニングに期待したい。

渋谷・山下公園周辺での測定結果
UQ WiMAX
UD01NA
WILLCOM CORE XGP
GX000N
WILLCOM CORE XGP
GX000IN
下り平均2.22Mbps
(1.59〜2.77Mbps)
5.73Mbps
(1.35〜7.85Mbps)
2.30Mbps
(2.05〜2.79Mbps)
上り平均2.42Mbps
(1.96〜2.94Mbps)
2.74Mbps
(1.25〜3.84Mbps)
4.87Mbps
(4.23〜5.22Mbps)

恵比寿でGX000Nが通信できず

  • GX000INのユーティリティ

 次は恵比寿。XGPのサービスエリアを見ると、第一段階と第二段階の境目あたりだと思われる恵比寿ガーデンプレイスでチェック。UD01NAでは下りが5Mbpsを超え、とても良好。一方のXGPは不安定。接続できたかと思うと、測定を開始すると圏外に変わることも。特にGX000Nはアクセスできなかった。GX000INを使って測定した地点と同じだが、端末により電波のとらえ方に差があるのかもしれない。

恵比寿ガーデンプレイス周辺での測定結果
UQ WiMAX
UD01NA
WILLCOM CORE XGP
GX000N
WILLCOM CORE XGP
GX000IN
下り平均3.61Mbps
(1.57〜5.06Mbps)

(測定できず)
2.00Mbps
(1.83〜2.33Mbps)
上り平均1.79Mbps
(1.50〜2.09Mbps)

(測定できず)
0.63Mbps
(0.38〜0.77Mbps)
不安定で9回しか測定できず

品川、東京駅ではどの端末も良好

 オフィスビルが建ち並ぶ、品川駅の港南口。ここでは品川インターシティ前で測定。ビジネスでの利用率が高そうなエリアだ。

 測定するとUD01NAは下り平均2.52Mbps、上り平均2.76Mbps。GX000Nは下り平均4.35Mbps、上り平均3.94Mbps。GX000INは下り平均2.20Mbps、上り平均5.97Mbps。実用上問題はなさそうだ。しかし、ここでもほかの端末に比べてGX000Nの不安定さが目立っている。といってもテスト用端末でここまで速度が出るのはすごい。

 そして東京駅へ。品川と同じくビジネスの中心地。測定結果も品川と同じ感じ。安定した速度が出ていた。

品川インターシティ周辺での測定結果
UQ WiMAX
UD01NA
WILLCOM CORE XGP
GX000N
WILLCOM CORE XGP
GX000IN
下り平均2.52Mbps
(1.76〜3.07Mbps)
4.35Mbps
(2.09〜7.57Mbps)
2.20Mbps
(1.86〜2.42Mbps)
上り平均2.76Mbps
(2.38〜2.91Mbps)
3.94Mbps
(2.09〜4.50Mbps)
5.97Mbps
(5.76〜6.21Mbps)
東京駅周辺での測定結果
UQ WiMAX
UD01NA
WILLCOM CORE XGP
GX000N
WILLCOM CORE XGP
GX000IN
下り平均1.98Mbps
(1.48〜3.19Mbps)
5.02Mbps
(2.99〜7.02Mbps)
2.23Mbps
(1.95〜2.46Mbps)
上り平均1.75Mbps
(1.29〜2.40Mbps)
3.61Mbps
(2.33〜4.51Mbps)
4.89Mbps
(3.71〜5.51Mbps)

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]