インストールの速度にも驚かされたが(私は45分間を予定していたが、なんと15分間で終わってしまった)、続いてWindows 7の速度にも驚かされた。VistaやXPの初期のビルドにあった、ぎこちなさやラグは全くなかった。スタートメニュー、コントロールパネルのアプレット、アプリケーションなど、すべてがきびきびしていて応答が素早い。私が使ってみた中で起動が遅かったのは、拡大鏡ツールだけで、このツールは読み込みに約20秒かかった。Windows Vistaと比較すると、Windows 7ははるかにきびきびしており、応答性がいい。これだけでも、将来に向けて期待できる。
また、ブート時間とシャットダウン時間も短くなっている。基本テストでは、ブート時間は10%程度短くなっており、シャットダウン時間は15%程度短くなっている。素晴らしい。
Windows 7のユーザーインターフェースを一言で説明するとすれば、「未完成」だろう。実際、今のWindows 7は、VistaにWindows 7の変更事項が加わった、奇妙な不思議の国だと言っていい。
とはいうものの、デスクトップに対する変更、タスクバーに対する変更、Windows Explorerに対する変更、コントロールパネルに対する変更など、新しくなったことも多い。ペイント、ワードパッド、電卓などの、一部の昔からあるには、新しい装いが与えられた。ただし、私はリボンUI(Office 2007から導入された)が、これまでこれを見たことのないユーザーに受け入れられるかどうかは疑問だと思う。
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