第2に、ASFのプロジェクトを管理する「Apache License」の存在がある。Microsoftによるオープンソースソフトウェアへの攻撃の多くは、互恵主義をとる「General Public License」に向けられている。GPLプロジェクトに変更が加えられると、変更を含んだソフトウェアが配布され、GPLの下で変更点を共有しなければならない。
だがApache Licenseでは、共有する義務なしでプログラマーがソフトウェアを取り上げ、プロプライエタリなソフトウェアと自由に組み合わせることができる。この例として、IBMが自社のプロプラエタリな「WebSphere」製品にApacheウェブサーバソフトウェアを組み合わせていることが挙げられる。
これはMicrosoftにとって、Apacheプロジェクトが同社の内部で利用できることを意味している。そして、利益につながり得る部分もあるのだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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