このほか、5月1日から31日までのアクセス実績についても紹介する。まずは、各キャリアのアクセスシェアを見ていこう。auのシェアが1ポイント以上拡大した。これまでシェアを伸ばし続けていたSoftBankがシェアを下げ、docomoもシェアを下げた。
docomoでは、P905i(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製、2007年11月28日発売)が前月より0.5ポイントシェアを伸ばし、ついにランキング1位になった。人気のシャープ製端末では、SH905i(2007年11月26日発売)がSH904i(2007年5月25日発売)を抜いて4位にランクインしている。905iシリーズの人気が現れている。
auでは、W53CA(カシオ計算機製、2007年8月2日発売)、W52SH(シャープ製、2007年7月5日発売)が若干シェアを下げた。一方で、W53T(東芝製、2007年6月14日発売)、W53H(日立製作所製、2007年11月29日発売)がシェアを伸ばしている。薄型テレビ「Wooo(ウー)」ブランドのワンセグ端末であるW53Hのシェアが急速に伸びていることから、ワンセグ端末の人気をうかがい知ることができる。
SoftBankでは、812SH(シャープ製、2007年2月10日)と913SH(同、2007年7月28日)がシェアを伸ばしている。913SHはニーズの高いAV機能を充実させた端末だ。812SHはPANTONEとのコラボレーション端末。豊かなカラーバリエーションで、ユーザーが選べる色の選択肢を大幅に広げた。812SHはランキング上位端末の中で唯一、ワンセグ機能が搭載されていない端末である。これまではハイエンド端末へ人気が一極集中していたが、「自分の好きな色の端末を選びたい」というユーザーのニーズが高まっていることがうかがえる。
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