やわらか茶室、めもですく--チームラボ猪子氏が語る「情報化時代のアートとオフィス」 - 5/16

鳴海淳義(編集部)2008年02月28日 20時52分
『はだいす』

すべて座面素材が違うスツール。「ふわふわ」や「すべすべ」、「もこもこ」、「もしゃもしゃ」などの感触が揃っている。

「『はだいす』というのがこの椅子の名前ですが、ネーミングは猪子です。はだいすはすべて違う素材、違う肌感覚です。これが何を意味しているかというと、身体性でしか人の気持ちは変わらないということです。人は誰かに命令されても簡単には変わらない、でもお風呂に入ると気持ちいい。身体性による気持ちの切り替えの方がはるかに合理的なんです。はだいすは自分のなりたい気分の椅子に座ることができます。つるつるの椅子に座るのと、もにょもにょの椅子に座るのでは気分が全然違う。夕方だからもにょもにょに座ろうかとか、このお客さんは怖いからもにょもにょに座らせようとか、チームラボでこれを使ってると面白いですよ。身体性って口では言えない、細かいところで作用しているんです」(河田氏)

『はだいす』

すべて座面素材が違うスツール。「ふわふわ」や「すべすべ」、「もこもこ」、「もしゃもしゃ」などの感触が揃っている。

「『はだいす』というのがこの椅子の名前ですが、ネーミングは猪子です。はだいすはすべて違う素材、違う肌感覚です。これが何を意味しているかというと、身体性でしか人の気持ちは変わらないということです。人は誰かに命令されても簡単には変わらない、でもお風呂に入ると気持ちいい。身体性による気持ちの切り替えの方がはるかに合理的なんです。はだいすは自分のなりたい気分の椅子に座ることができます。つるつるの椅子に座るのと、もにょもにょの椅子に座るのでは気分が全然違う。夕方だからもにょもにょに座ろうかとか、このお客さんは怖いからもにょもにょに座らせようとか、チームラボでこれを使ってると面白いですよ。身体性って口では言えない、細かいところで作用しているんです」(河田氏)

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