機能的には、無線LANがIEEE802.11b だけでなく、11gにも対応し、より高速通信が可能になった点がうれしい。Flash Lite 3もサポートし、高速通信を生かしてYouTubeの動画閲覧も可能になっている。
また、本体背面には新たにカメラも搭載。有効130万画素カメラはハードウェアのマクロ切り替えスイッチも備え、どの場面でもシャッターボタン長押しでカメラが起動するので、気軽に写真を撮影できるようになっている。
カメラとしては露出とホワイトバランスの調整とデジタルズームができる程度で、携帯電話カメラレベルのスペックだが、mylo2単体で気軽に撮影できる点はいい。
撮影した画像はその場で編集も可能。画像の回転やリサイズに加え、お絵かき機能も装備。タッチパネルを使って絵を描くことができるが、画像の補正機能は特にないのがちょっと残念なところ。撮影した画像はmylo2の壁紙としても設定できる。
こうして撮影した画像は、mylo2のネット接続機能を使ってすぐにアップロードできる。携帯のようにいつでもどこでもというわけにはいかないが、家庭内に広く普及した無線LANに加え、屋外の公衆無線LANを使えば、外出先でもアップロードできる。あらかじBBモバイルポイントとホットスポットの接続情報が登録されており、いずれかのサービス利用者ならすぐさま利用できる。
ところで、無線LANがない場所でも通信ができたら便利だと思い、W-ZERO3/EM・ONEのようなWindows Mobile用ソフトウェア「ZEROProxy」(伊勢シン氏作)を利用できないかとテストしてみた。ZEROProxyは、無線LANを利用してWindows Mobile端末の回線を共有し、無線LANがなくても通信ができる仕組みを提供するというソフト。
実際に試したところ、残念ながら接続できなかった。初代myloではアドホックモードで無線LANを利用できたのだが、どうもmylo2はアドホック接続に対応なくなってしまった模様で、このため接続できなかったものと思われた。これはちょっと残念だった。
その代わり、ホットスポットに関しては初回アクセスから1年間の無料接続サービスが提供されるのは大きなポイント。また、今後アップデートでNTT東西のフレッツスポットのPPPoEにも対応予定だという。
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