1Gバイト600円? 「Hi-MDウォークマン MZ-RH1」が実現した多機能、低価格、高音質オーディオプレイヤー

ソニー
MZ-RH1
内容:「iPod」を始め、同社の「ウォークマン Eシリーズ」など、デジタルミュージックプレイヤーの勢いに押され気味のMDプレイヤー。しかしPCとの連動性をうたった「MZ-RH1」の登場により、にわかに注目を集め出した。リニアPCMでの録音、MDの楽曲をPCにデジタル転送、データストレージとしての活用など、あらゆるシーンで使えるHi-MDモデルをチェックした。

CD並みの高音質、リニアPCM録音が可能

 まるで新しいメディアが登場したがごとく、新機能が豊富な「Hi-MDウォークマン」。そんな豊富な機能の中で、もっとも注目するポイントは、リニアPCMで録音だ(Hi-MDモードのみ)。

 リニアPCMと言えば、市販の音楽CDでも使用されている音声形式。音源を圧縮せず、高音質で録音することができる。その分、データ量は多くなるが、より多くの楽曲を録音したい場合のために、違う音声形式も用意している。

  • Hi-MDウォークマンの最新モデル「MZ-RH1」。1GバイトのHi-MDディスク(店頭実勢価格:600円前後)で大容量録音が行える

 データ量を少なめにするなら、MP3やATRAC3などおなじみの音声形式で録音すればOK。つまり高音質でじっくり聴くか、豊富な曲数で聴きまくるか、選択の幅が増えたということだ。対応ファイル形式は、リニアPCM、ATRAC3plus、ATRAC3、MP3。またPCへの取り込み時にはWAVファイルにも対応するほか、Mac転送用の専用アプリケーション「Hi-MD Music Transfer for Mac Ver.1.0」を使えば、MDの楽曲をWAVファイルに変換してMacへと転送できる。

 リニアPCM録音は、マイク録音、光ケーブル、アナログケーブルを使用し、MDに直接録音する方法と、PCを使用し、音楽CDからリッピングする二つの方法がある。MD直接録音は、ライブやスタジオ録音など、プロやハイアマチュアのオリジナルCD作成にも一役買ってくれそうだ。

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