今やビジネスPCにおいて、ネットワーク機能は必須である。「e-three HS300」では、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tのほか、IEEE 802.11b/g準拠(WPA対応)の無線LAN、V.90対応(データ通信時 最大56Kbps/FAX通信時 最大14.4Kbps)モデムなど、あらゆる手段でネットワークに接続することができる。社内では高速な有線LANを使用し、出先では無線LANスポットなどを活用して高速な無線LAN通信が利用できるばかりではなく、例えばネットワーク環境がないホテルの一室でもモデムを使って社内ネットワークに接続することができるのだ。
ネットワークを安全に使用するためにはセキュリティ対策も外せない。「e-three HS300」は、標準でウイルス対策ソフト「マカフィー・ウイルススキャン」を搭載している。「マカフィー・ウイルススキャン」は、ウイルスやワーム、トロイの木馬などから、PCを守るセキュリティソフトウェアで、世界的に支持されているソリューションの一つだ。
ネットワークに接続する前の最低限の対策として、アンチウイルスやファイアウォールの導入は必須だが、「e-three HS300」のOSはWindows XP(Service Pack 2セキュリティ強化機能搭載)版であるため、クライアントPCにパーソナルファイヤウォールを導入できることから、より強固なセキュリティ環境も構築できる。
ファイルのやり取りには、各種メモリカードのほか、USBフラッシュメモリも活用できる。さらに光学ドライブを使えば、CD-ROMでデータを渡すこともできる。CD-RやCD-RWには、最大24倍速書き込み可能で、ファイルサイズが大きいデータを渡すときやバックアップとして保存するときなどに便利だ。最近では、USBフラッシュメモリやメモリーカード経由で感染するウイルスやスパイウェアなどの脅威もあるため、顧客企業によってはUSBフラッシュメモリやメモリーカードを経由したデータの受け渡しが困難な場合もある。そういった企業でも、CD-ROMのデータであれば問題なくやりとりすることができる。とくに外回りを主とする業務の場合、情報を提供するための手段は少しでも多く用意しておいた方がいい。そういった意味でも、多くのメディアに対応したメモリーカードリーダやインターフェース、光学ドライブを搭載している「e-three HS300」は、モバイルでの業務に最適なノートPCと言えるだろう。
法人市場で重視される最大のポイントは、購入後のサービス・サポートメニューであるといっても過言ではない。業務で使う機器だけに、たとえ壊れてもすぐに修理できる環境が整っていなければ、安心して仕事を任せるわけにはいかない。万が一のトラブルをサポートできる体制が整っていなければ、いくら機能的にすばらしいPCだったとしても、リスクが怖くて導入できるものではない。
ソーテックでは、標準3年間保証のほかに、オプションでオンサイト修理サポートなど豊富なサポートメニューを用意している。また、最新のドライバのダウンロードや預り修理の状況を確認できるウェブページを用意するなど、細かいケアも忘れない。さらに、「e-three HS300」本体には電子マニュアルが搭載されているので、わからないこと、調べたいことがあれば、本体から検索すれば解決することができるだろう。
「e-three HS300」は、法人にターゲットを絞り込んだシリーズというだけあり、非常に堅牢で、細かいところまで作り込まれている。必要な機能だけを絞り込み、ビジネスにおいて最適なパフォーマンスとなる「e-three HS300」は、ユーザビリティも高く、安心して使い続けられるモバイルノートPCといえるだろう。
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