日本HP、企業向けネットワーク製品を発表

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年06月17日 16時27分

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は6月17日、企業ネットワーク向けLANスイッチ「HP ProCurve Switch 2626」と、ネットワーク接続機器「HP ProCurve Secure Access 700wl」シリーズを発表した。いずれも、同社が提唱する企業ネットワークアーキテクチャ「アダプティブ・エッジ・アーキテクチャ」をベースとする製品。

 HP ProCurve Switch 2626は、企業ネットワークに必要な管理機能やセキュリティ機能、ギガビットポートを備えるLANスイッチ。故障時の無償交換を保証することで企業のTCOを削減する。

 一方のHP ProCurve Secure Access 700wlは、ネットワーク接続機器の製品系列。アクセスポイントと内部ネットワークを接続するコントローラである「HP ProCurve Secure Access 720wl」、ユーザポリシーやセキュリティ設定の管理デバイス「HP ProCurve Access Control Server 740wl」、720wlと740wlの機能を1つの筐体に収めた「HP ProCurve Integrated Access Manager 760wl」で構成する。モビリティ機能として、L3レベルのローミングを提供し、サブネットワーク間を移動した場合でもセッション情報が維持され、再認証が不要になるなどの特徴を持つ。無線LANは、802.11g規格への対応も行う予定。

 各製品の基本仕様は以下の通り。

【HP ProCurve Switch 2626】

  • 10/100ポート(RJ-45)ポート24基、10/100/1000ポート(RJ-45)あるいはmini-GBICスロットを2基搭載
  • 16Mバイトのフラッシュメモリ
  • 価格は19万2000円、出荷開始日は6月20日

【HP ProCurve Access Controller 720wl】

  • 1000Base-TのギガビットEthernetポート1基(DB-9)搭載
  • 120万円から、販売開始は10月1日

【HP ProCurve Access Controller 740wl】

  • 1000Base-TのギガビットEthernetポート1基(DB-9)搭載
  • 180万円から、販売開始は10月1日

【HP ProCurve Integrated Access Manager 760】

  • 1000Base-TのギガビットEthernetポート1基(DB-9)搭載
  • 240万円から、販売開始は10月1日

日本ヒューレット・パッカードのプレスリリース

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