Appleの狙いは、ケーブルテレビや衛星テレビのサブスクリプションに含まれる動画アプリ群をユーザーがもっと簡単に使えるようにすることだ。
Appleは米国時間12月6日、新たにシングルサインオン機能をリリースした。この機能を利用すると、「iOS」および「Apple TV」のユーザーは自分のアカウント認証情報を一度入力するだけで、プロバイダーのアプリ群にすぐにアクセスできるようになる。これまで、HBO GOやTime Warner Cableといったケーブルプロバイダーのアプリは、ユーザーがアプリを初めて利用するとき、ケーブルプロバイダーの認証情報の入力を求めていた。
Appleのサポート文書によると、この新機能(現在は米国のみで利用可能)はCenturyLink Prism、DirecTV、Dish、GVTC、GTA、Hawaiian Telcom、Hotwire、MetroCast、Slingで使用できるという。
Appleは6月にこのシングルサインオン機能を発表し、11月に同機能を「tvOS 10.1」および「iOS 10.2」のベータ版にアクセスできるユーザー向けに公開していた。この機能が米国外でも提供されるのかどうかは、現時点では不明だ。
Appleにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この機能のセットアップ方法に関する情報は、サポート文書に掲載されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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