Appleが米国時間10月27日に開催する「hello again」スペシャルイベントで、テレビの未来に対するAppleのビジョンが現実にまた一歩近づくかもしれない。Appleはこのイベントで、コンテンツを見つけるために構築された新しい「Apple TV」向けアプリを発表するとうわさされている。
USA Todayによると、Appleは「The Watch List」(視聴リスト)としてこのアプリを説明している。The Watch Listは、さまざまな要素に基づいて、視聴すべき番組に関する提案やおすすめ情報をユーザーに提供するという。
Apple TVのユーザーは、複数のアプリでお気に入りの番組の新エピソードが視聴可能かどうかを確かめたければ、アプリを起動してその番組まで進み、エピソードリストを確認するというプロセスを繰り返す必要がある。
「The Watch List」アプリを使えば、恐らくユーザーは単一のアプリを開いて、Apple TVにインストールされたアプリ群で視聴可能なコンテンツを含む番組リストを確認できるようになるのだろう。さらに、ネットワーク各社は同アプリ内で新番組を宣伝できるようになる。つまり、Comcastなどのケーブルテレビ事業者が視聴者に提供するような番組リストだ。USA Todayの記事によると、Appleは正式発表時にThe Watch Listとは異なる名称を使用する見通しだという。
ケーブルテレビ解約者や、より優れた製品があればケーブルテレビを解約したいと考えている人のために、AppleがOTTストリーミングソリューションのリリースを計画しているのではないかとのうわさは何年も前から浮上している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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