「iPhone」にマリオのアプリが提供されるだけではない。「Apple Watch」にも2016年末までに大ヒットモバイルゲーム「Pokemon GO」が登場する予定だ。
ポケモン探しの習慣がまだ十分なカロリー消費につながっていないと感じているユーザーに対し、Apple Watch版によってその問題が解消されるとAppleとゲーム開発元のNianticは期待している。
ポケモン探しの最中にスマートフォンをポケットに入れたままにできるだけでなく、歩数や消費カロリーがリアルタイムに記録されるので、Pokemon GOを毎日のエクササイズに組み入れることができる。
Pokemon GOでエクササイズするつもりはないという場合でも、Apple Watchのコンパニオンアプリは重宝する可能性がある。ポケストップに近づいたときに腕をタップすれば、近くにいるポケモンが表示され、メダルを獲得したときやタマゴが孵化した時には通知してくれる。
(通常は、スマートフォンを手に持って画面上にゲームを起動した状態にしておかなければ、これらの操作はできない)
「Pokemon GOをApple Watch上で起動しておけば、ポケストップを見落とすことはなくなる」とゲーム開発元Nianticの最高経営責任者(CEO)で創設者のJohn Hanke氏は述べた。
つまり、任天堂が35ドルで提供する予定のアクセサリ製品「Pokemon GO Plus」とほぼ同じ役割を果たすことになる。画面があるのでそれよりもはるかに便利かもしれない。
Hanke氏によると、Pokemon GOの「iOS」上でのダウンロード件数は既に5億件を超えており、プレーヤーによるプレイ中の総歩行距離は46億kmに達しているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」