Appleの最高財務責任者(CFO)に、まもなく新しい人物が就任する。
Appleは米国時間3月4日、同社のCFO兼シニアバイスプレジデントを務めるPeter Oppenheimer氏が2014年9月末に退職すると発表した。同氏はAppleに18年間勤務した。Oppenheimer氏の後任は、同社の経理財務担当バイスプレジデントを務めるLuca Maestri氏となる予定だ。
Maestri氏は6月にCFO職を引き継ぎ、その後の数カ月間でOppenheimer氏の責務を受け継ぐ予定である。
Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は声明で、「Peter(Oppenheimer氏)はこれまで10年間にわたって当社のCFOを務め、その間にAppleの年間売上高は80億ドルから1710億ドルに成長し、また、当社の世界的基盤は飛躍的に拡大した」と述べた。「彼の助言、指導力、専門知識は、Appleの成功を支えてきた。それは、当社のCFOとしてだけではなく、財務以外の多くの分野においてもである。彼はその他の活動にも頻繁に取り組み、全社にわたって支援してくれたからだ」(Cook氏)
Oppenheimer氏は3日、投資銀行Goldman Sachsの取締役に就任している。同氏は2004年にFred Anderson氏の後を継いで以来AppleのCFOを務めていた。
一方、Maestri氏は、2013年にAppleに入社した。Appleに入社する前は、Nokia Siemens NetworksとXeroxの両社でCFOを務めていた。
「経理財務担当者を探していた時、Luca(Maestri氏)に会い、彼がPeterの後継者になる人物だとわかった」とCook氏は述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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