「自分地図」は、地図上の現在地にメモを記入できるアプリだ。ジャンルや名前、評価などをつけられるほか、画像を添付することもできるので、お店やスポットの訪問記録を残す用途に向いている。
アプリを起動すると、まず地図画面が表示される。自分が今いる現在地がマークで表示されるので、それをダブルタップすると詳細を記入するための画面が表示される。必要な項目を記入して保存を終えると、地図上でのアイコンがピンマークに切り替わる。あとは必要な時にそのピンマークをタップすれば、自分が記入した情報をいつでも呼び出して確認できるというわけだ。
記入できる項目は、ジャンル、名前、日付、満足度、画像、コメントの6種類と多岐にわたっている。ジャンルは新規に作成する以外に、過去に入力したジャンルをプルダウンから選ぶこともできる。また日付はダイアログから入力できるなど、なるべくすばやく入力できるよう工夫されている。満足度を星5つから選択することも可能なので、お店やスポットの情報を登録したうえで、5段階で評価をつけるという用途にぴったりだ。
記入済みのスポットを検索するには、地図画面のオプションで「検索」を選び、ジャンルと満足度、および日付(の範囲)で絞り込める。名前でのフリーワード検索は行えないものの、5段階の満足度のうち5だけをリストアップするという使い方ができるのはよい。このほか、「地図検索」機能では、自分が入力したスポット情報以外の、もともと地図上に存在していたさまざまな施設をフリーワードで検索できる。
このように機能は充実しているのだが、やや使いづらいと感じるのは、スポットを検索する際に、満足度で5段階のうち「4以上」という指定ができず、5段階で「4」を選んだ場合は、評価4のスポットしか表示されないこと。お店やスポットを呼び出す際は、評価がいくつ以上という条件で絞り込むことが多いと考えられるので、「4」は「4以上」、「3」は「3以上」という意味にしたほうが、使い勝手がよくなるのではと感じた。
また、スポットを登録する際、住所の情報を自動的に取得してくれないのも、使い勝手を悪くしている。同種アプリでは、GPS情報を保存するのと同時に住所も自動取得してくれるのだが、本アプリはあくまで地図上で座標を見ることしかできない。データのバックアップ/インポート機能も用意されるなど、端末が変わっても使い続けられるよう工夫されているだけに、今後はユーザビリティ面の向上を期待したいところだ。
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