6割以上の女性が一度は離婚を考えたことがあると回答! ㈱アシロ運営のポータルサイト「ベンナビ離婚」にて、既婚女性2,993人を対象に「離婚」に関するアンケート調査を実施

~離婚を検討した理由や離婚を踏みとどまる理由とは?〜

株式会社アシロ(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:中山博登、東証グロース市場 証券コード:7378)は、離婚問題の相談・対応を得意とする弁護士・法律事務所を検索できるポータルサイト「ベンナビ離婚」にて、20歳〜49歳の既婚女性2,993人を対象に、離婚意識に関するアンケート調査を行いました。
アンケート詳細はこちら:https://ricon-pro.com/columns/647/

厚生労働省の発表によると、令和4年においては婚姻件数50万4,930件(※1)に対して離婚件数は17万9,099件、離婚率(離婚件数÷婚姻件数)は35.5%(小数点第二位は四捨五入。以下同じ)であり、3組に1組の夫婦が離婚を選択していることがわかりました。
ライフスタイルが多様化している現代において、離婚は新しい人生を歩むための選択肢であり、婚姻生活を続ける中で離婚を検討している方は少なくありません。
そこで離婚問題に関する法律トラブル対応を得意とする弁護士を探せるポータルサイト「ベンナビ離婚」が主体となって、20歳〜49歳の既婚女性を対象に、離婚に関するアンケート調査を実施しました。
今後もこうした調査を通じて、1人でも多くの方が結婚や離婚について適切な選択肢がとれるように、情報やコンテンツを発信してまいります。
※1:令和4年(2022)人口動態統計(確定数)の概況|厚生労働省
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<当調査の利用に関して>
1.当調査のデータを引用・転載する場合には、「出典:ベンナビ離婚」の表記をお願いいたします。
2.出典元として下記ページへのリンクをお願いいたします。
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<調査の実施概要>
調査対象: 20歳〜49歳の既婚女性2,993人
調査方法: Freeasyを用いたインターネットリサーチ
調査日 : 2024年1月5日(金)~2024年1月6日(土)
<調査サマリー> 
・アンケート対象となる既婚女性のうち60.3%が、一度は離婚を検討していた。
・離婚をしたいと思ったきっかけの内、最も多い原因は「性格・価値観が合わない」。
・離婚を検討したことがある女性の内、64.2%は本気で離婚を考えてはいない。
・金銭面の不安や子どもへの影響が理由となって、離婚を踏みとどまるケースが多い。
●回答者の属性
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●多くの方が休日は夫婦で過ごすものの離婚の検討歴がある
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「休日に夫と過ごす時間はどれくらいありますか?」という質問に対して、56.5%の方が「よく一緒に外食したり買い物したりしている」と回答しました。
一方で「ほとんど一緒に過ごさない」は14.7%、「家の中で一緒にいるだけの存在」は12.7%で、合わせると27.4%の方が夫とのコミュニケーションをあまり取れていないということがわかりました。
また、「これまでに離婚を考えたことがありますか?」という質問に対して、「一度もない」と回答した方は39.7%に留まり、60.3%の方は、少なくとも一度は離婚を検討したことがあるという結果でした。
 どのような夫婦間の過ごし方をしていたかに関わらず、離婚を考えたことがある女性の方が多いようです。
●離婚を考えたきっかけは「性格・価値観が合わない」が最多
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 離婚を考えたことがある既婚女性1,805人に対して、「離婚したいと思ったきっかけ」を複数選択形式で回答してもらいました(複数選択形式のため回答合計件数は1,805件を越えます)。
離婚したいと思ったきっかけとして最も多いのは「性格・価値観が合わない」となり、裁判所が発表した離婚原因の1位「性格の不一致」(※1)と同様の結果となりました。
また「夫の家族や親族との折り合いが悪い」といった、当事者以外を原因として離婚をしたいと思うケースが一定数あるようです。
次項では、「離婚したいと思ったきっかけ」の具体例を一部紹介いたします。
※1:令和4年司法統計年報 家事編|最高裁判所事務総局
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■「性格・価値観が合わない」と回答した方の声
・自分と思うことが逆のことが多い。洗濯の干す向き、スーパーでの車の停める場所、買い物が長すぎる。旦那は人と一緒に行動が苦手、子供に興味が無い。(40代)
・価値観が合わない、価値観を押し付ける。拒否すると人格や実家の環境まで批判する。子供を甘やかすだけでしつけをしない。注意する私を貶すので、子供も言うことを聞かなくなる。(40代)
・物事の考え方の違いでお互い譲らず歩み寄らず、それが積み重なり日常的にイライラするようになり会話も減った。(30代)

■「家事や育児を手伝ってくれない」と回答した方の声
・3人年子なので小さい時は1人で面倒を見るのは大変なのに仕事のストレスを発散させるためにサーフィンをしに行かないと気が済まない夫としょっちゅう喧嘩していた。
(40代)
・共働きなのに私ばかり家事育児の負担が大きく、私がやって当たり前と思っているのではないかと言い合いになった。その際に夫の態度や言動が引っ掛かり価値観が合わないかもと思った。(30代)
・夫は仕事も遅くワンオペで家事育児を行い、パートに出なければ生活ができないほど収入が低いのに何も手伝わない。(30代)
■「夫の家族や親族との折り合いが悪い」と回答した方の声
・よくある嫁姑問題だと思いますが、姑の意見が違っていても間違いを認めない・謝らないのが通常で、要らないものを断っても押し付けてくるのが苦痛だったからです。(40代)
・彼の実家が本家のようで、実家に入らないといけないが、生まれた子供が旦那と同じく家を護るために自分の人生を自由に生きられなくなるような気がして。(40代)
・過去に義家族が原因でパニック障害を発症したうえ義姉から嫌がらせを受けている。(30代)
■「DV・モラハラ」と回答した方の声
・夜通し文句を言われ続けた。日中も常に睨みつけてきたり、音ハラなど受けたりし続けてきた。毎日、子育てを1人で頑張っていた。気がついたらパニック障害になっていた。(40代)
・子供への虐待で子供は引きこもり、私は鬱で身体が動かなくなった。(40代)
・私が同じ失敗や感情のコントロールができなくて逆鱗にふれると、DVやひどい言葉のモラハラをされるから。(30代)
●6割以上が離婚を本気では考えていない
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 離婚を考えたことがある既婚女性1,805人に対して、「離婚に対する本気度を教えてください」と質問したところ、「離婚する気は全くない」、「本気では考えていない」と回答した人は64.2%となり、離婚に対して消極的であることがわかりました。
 一方で、「離婚の意志は固まっているが行動に移せていない」、「すでに離婚の話を進めている」と回答した方は15.9%となり、離婚を考えたことがある女性の内、6人に1人は本気で離婚したいと考えているようです。
●「金銭面の不安」や「子どもへの影響」などが離婚の懸念材料
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 離婚を考えたことがある既婚女性1,805人に対して、「実際に離婚をするのに不安や懸念点を教えてください」という質問をしました(複数選択形式のため回答合計件数は1,805件を越えます)。
 「金銭面の不安がある」、「子どもへの影響が心配」が上位となり、離婚後の生活や子どもの養育費、子どもの心理的な負担などが離婚を踏みとどまる懸念材料となっているようです。
 他方で、「不安や懸念点が解消されたらすぐに離婚しますか?」という質問に対して、53.5%は「はい」と回答したものの、40.4%は「わからない」と回答しており、慎重に検討をしている方が多いです。
●6割以上が離婚の悩みを誰にも相談していない
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離婚を考えたことがある既婚女性1,805人に対して、 「離婚の悩みを誰かに相談しましたか?」と質問したところ、64%の方が「誰にもしていない」と回答しており、多くの方がひとりで悩みを抱えていることがわかりました。
また、「自分の家族」に相談する方よりも「知人・友人」に相談する方の方が多い結果となりました。以下では、相談先を選んだ理由の一例を紹介いたします。
■「知人・友人」と回答した人の声
・両親に相談してしまうと、離婚しか無くなってしまいそうで。頭を冷やして、子供や生活の事を考えたかったので。ママ友達に相談した。(40代)
・客観的にアドバイスがもらえそうだから。(30代)
・離婚経験のある友人で、良いアドバイスをもらえるかと思ったので。(40代)
■「自分の家族」と回答した人の声
・話しやすいから 誰にでも相談できる内容ではないから。(40代)
・毎日のように電話しているから。(40代)
・気持ちをわかってくれるから。(30代)
■「弁護士などの専門家」と回答した人の声
・子供の進学の件ではっきりさせたくて専門家へ相談した。(40代)
・調停の手続き方法を知りたかったから。(40代)
・調停が始まるから。(30代)

●調査結果のまとめ
今回の調査では多くの方が、本気で離婚を考えてはいないという回答をしていますが、日常においては、価値観のすれ違いや夫婦間のコミュニケーション不足が募ることで、夫婦間の溝が深まってしまうことも考えられます。
また、さまざまな背景によって離婚に踏み出せないという方も、一定数いることがわかりました。
離婚は、新たな人生を歩むための選択肢ですが、配偶者はもちろん子どもや家族にも大きな影響を与える重大な判断でもあります。
「ベンナビ離婚」では、これからもそうした岐路において、1人でも多くの方が適切な選択ができるように、有益な情報・コンテンツを発信してまいります。
■当調査の掲載記事
離婚したいと思ったきっかけは?既婚女性2,993人に離婚のアンケート
調査サイト:リンク

■「ベンナビ離婚」について
離婚問題の解決を得意とする弁護士とユーザーの架け橋となる、国内最大級の法律相談サイトです。離婚調停や親権問題、財産分与など、さまざまな離婚問題に対応する弁護士を探して電話・メールで相談が可能。東京/大阪/福岡など全国に対応し、土日/祝日/夜間対応の弁護士も掲載しています。
サイトURL:リンク

■株式会社アシロ 概要
・代表者 : 代表取締役 中山 博登
・所在地 : 東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 新宿アイランドウイング4F
・資本金 : 608百万円(2023年10月末現在)
・設立   : 2016年4月
・従業員数: 80名(2023年10月末時点)
・事業内容:
―インターネット上で法律情報や弁護士情報等を提供する「リーガルメディア関連事業」
―弁護士等の士業や管理部門に特化した人材紹介サービスを提供する「HR 事業」
・サイトURL:リンク

<本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先>
株式会社アシロ 経営推進部 広報グループ:鈴木
Tell:03-6279-0825 Fax:03-6279-4582 Mail:contact_media@asiro.co.jp

このプレスリリースの付帯情報

ベンナビ離婚

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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