グーグルのクラウドを支えるテクノロジー > 第138回 Jupiter Evolving:データセンターネットワークでの光スイッチ(OCS)の活用例

CTC教育サービスはコラム「グーグルのクラウドを支えるテクノロジー > 第138回 Jupiter Evolving:データセンターネットワークでの光スイッチ(OCS)の活用例」を公開しました

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はじめに
 次回に続いて、2022年に公開された論文「Jupiter Evolving: Transforming Google's Datacenter Network via Optical Circuit Switches and Software-Defined Networking」を元にして、Googleのデータセンターネットワーク(Jupiterネットワーク)における光スイッチ(OCS: Optical Circuit Switch)の活用例を紹介します。今回は、Spineを取り除いた新しいアーキテクチャーにおいて、ネットワーク通信を最適化する仕組みの1つであるTraffic Engineeringを解説します。

Jupiterのコントロールプレーン
 Jupiterを含むGoogleのネットワークシステムは、Orionと呼ばれる分散型のSDN(Software Defined Network)コントローラーで制御されています。OrionとJupiterの関係については第105回の記事で解説していますが、図1のように色分けされた複数のコントローラーがそれぞれの配下のSpineの構成、および、該当のSpineとAggregation Blockの通信を管理します。コントローラーを分割することにより、特定のコントローラーが停止してもネットワークシステム全体に影響しないように設計されています。

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