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前回は、コンテナオーケストレーションのデファクトスタンダードであるkubernetesについて説明しました。今回は、クラウドネイティブを構成する技術である、マイクロサービスについて説明します。
マイクロサービスとは
マイクロサービスは、ソフトウェアが持つ機能を細かいサービスとして複数に分け、それぞれを連携させてシステムを動作させるアーキテクチャです。
モノリシックとマイクロサービス
マイクロサービスは、複数の機能を1つのアプリケーションで動作させるモノリシックアーキテクチャと対比されます。以下で、モノリシックとマイクロサービスを比較してみます。
モノリシック
複数の機能を、1つのアプリケーションとして動作
1つのコンピュータ言語で記述し、開発環境を統一できる
変更した機能を反映するためには、アプリケーション自体を再起動する
処理の状態(ステート)を持つことができ、ステートの内容で処理を変更できる
機能間の連携をメモリ上で行う
ボトルネックが少なく高速
フォークやスレッドにより処理を並列に行う
ロードバランサにより複数サーバで処理を並列化
メモリ使用量が多い
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