新発想のアプローチ『ツインシステムユニット』によるヘッドホン革命
ヘッドホンの素材や構造に工夫を重ねてきたビクターが、またもやまったく新しいアプローチによるヘッドホンを開発! これまで培った音響技術を駆使した業界初となる「ツインシステムユニット」搭載ヘッドホンの実力に迫る。
原音再生にかける圧倒的なビクターの技術力
『iPhone』『iPod touch』など、携帯型音楽プレーヤーを持つことが常識となることで、ヘッドホンは、誰もが自分にあった一台を選ぶ時代となった。なんと、2010年度の市場規模では、年間1600万台も販売されているとのこと。販売数が伸びるにつれて、ファッションやデザインの斬新なもの、ノイズキャンセルなど機能面で特異なタイプと、様々な種類のヘッドホンが登場した。
でも、なんといっても、ヘッドホンで一番重要となるのは音質だ。アーティストが生み出した音楽の息吹を、いかに忠実に再生することができるか。そのことをひたすら追求し、ヘッドホンの素材や構造に工夫を重ねている日本のメーカーがある。それがビクターだ。
近年のビクターのヘッドホンは、常に独自で斬新なアイデアによる音響技術を形にしてきている。たとえば2008年の「ウッドドームユニット」を採用した『HP-FX500』。ヘッドホンの振動板に木を採用することで、バイオリンやピアノなど、木が奏でる自然な響きを忠実に再生した。また、このヘッドホンでは、温度や湿度の影響を受けにくい樺の木を精密に加工して、ハウジングにしている。アイディアだけなら提案できる人間も多いだろう。だが、それを実現する技術力がビクターにはあるのだ。
世界で初めて採用したヘッドホン
また、同じ年に、インナーイヤーヘッドホンの音筒の先に極めて小さいユニットを配置する「トップマウント構造」を開発。この構造を採用した『HP-FXCシリーズ』のヘッドホンでは、音を生み出すドライバーを耳穴の奥深く入り込むように先端に配置することで、音源と鼓膜との距離が近くなり、音を伝える際のロスが少なくなる。そのため、非常にクリアで高解像な、濁りのない原音を再現することに成功した。
『HP-FXCシリーズ』
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製品スペック紹介
再生周波数帯域 : 8Hz〜25,000Hz
質量:6.8g(コード含まず)
コード:OFC約1.2 m(Y型)、φ3.5 mm 24金メッキL型ステレオミニプラグ付
付属品:シリコンイヤーピースS・M・L、コードキーパー、クリップ、キャリングケース
再生周波数帯域 : 8Hz〜25,000Hz
質量:6.8g(コード含まず)
コード:OFC約1.2 m(Y型)、φ3.5 mm 24金メッキL型ステレオミニプラグ付
付属品:シリコンイヤーピースS・M・L、コードキーパー、クリップ、キャリングケース
著者プロフィール
堀江大輔
テレビやレコーダー、ヘッドホンやオーディオ機器など、AV全般に精通したライター。オーディオ専門誌の編集から独立、フリーライターに。どれだけ楽しく使えるかという視点で商品を解説。難しい技術を猿でもわかるように、が信条。編集プロダクション、ディー・ファンク代表取締役。
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