最終更新時刻:2010年12月18日(土) 8時00分

人工知能でフィルタリング検知率99.9999%を実現

 日立情報システムズのメールセキュリティon-Demandが99.99996%という非常に高い検知精度を実現しているのはなぜなのか。その秘密は人工知能をベースとした独自のスキャンシステム「SKEPTIC(TM)」にある。一般的なアプライアンス機器では、過去のスパムメールを基に作成されたパターンファイルを基にフィルタリング処理が行われている。だが近年拡大しつつある、「対象を限定した攻撃方法」による被害では、文字どおり攻撃対象が限られているため、パターンファイルの作成に必要な新種のスパムメールの入手が困難。このため、パターンファイルが新種のスパムメールに迅速に対応することが難しい。

 一方、メールセキュリティon-DemandのSKEPTICエンジンは、サービス全体で処理する3〜4億通/日のメールを対象に、新種のスパムの分析し自己学習する仕組みになっている。つまり、SKEPTICエンジンがあることにより、常に最新スパムの検知が可能となり、類似のサービスと比べ高い検知率を維持している。メールセキュリティon-Demandでは「メール流量制御」「ヒューリスティック検知+ブロックリスト」「有効アドレス認証」「シマンテック製のアンチスパム」そして「SKEPTIC」の5つの階層を設けてスパムメールをブロック。これにより“漏れ”のないアンチスパム機能となっているのだ。

SKEPTICという高い自己学習機能を持つスキャンシステムのほか、合計で5つの階層でスパムメールをブロックしていることが高い検知率に繋がっている。

 また、利用環境を整備しやすいのも注目のポイント。メールセキュリティon-Demandは、DNSサーバのMXレコードを書き換えるだけで、すぐに利用可能な状態となる。また、ユーザー企業の情報システム担当者向けには管理用Webサイトも用意されており、日立情報システムズの電話サポートを受けつつ設定を進めることで、わずか30分程度で設定を完了させることができるという。導入後の運用についても最新パターンの更新やサービスの動作監視など煩わしい作業はデータセンタ側で全て行うため、利用者に負担がかからない。

 さらに、メールセキュリティon-Demandは世界10都市、14箇所に設置されたデータセンタで提供されており、規模の大きさや蓄積されたノウハウなどが本サービスの高い品質を支えていることがわかる。合計4,000台以上のサーバで冗長構成を取り、稼働率100%および平均遅延時間60秒以内がSLAにより保証されていることも見逃せない。各データセンタにおいても積極的にISO/IEC認証を取得しており、セキュリティ面についても安心である。

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