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バックアップ、アーカイブ、クラウド、ビッグデータ… 情報爆発時代でもシンプルな運用とビジネスをドライブするIT基盤を実現するオラクルのソリューション

Engineered Systemが体感させてくれるもの

 買収したSun Microsystemsのハードウェアアーキテクチャをベースに、オラクルのソフトウェア製品を融合させた「Oracle Exadata」「Oracle Exalogic Elastic Cloud」「SPARC SuperCluster」などの、ハードもソフトも全体最適化が施された"Engineered System"はすっかり市場に定着した。パフォーマンス、信頼性、拡張性などさまざまな面で強い優位性をもつEngineered Systemだが、多くの顧客に受け容れられた最大の理由は、「ITをシンプルにする(Simplify IT)」と「圧倒的なパフォーマンスによるビジネスイノベーションを解き放つ(Unleash Innovation」の2つに集約される。ある意味、情報爆発時代だからこそ求められる特徴を有している点が大きい。

 たとえばExadataの場合、驚異的なパフォーマンスを発揮するデータベースマシンとして紹介されることが多いが、トランザクション処理もデータウェアハウジングも1つの筐体に集約できる高い統合性への評価が非常に高い。また、Javaアプリケーション統合基盤であるExalogicは、その名のとおり、Elastic(伸縮自在)な拡張性の高さがポイントだ。複数のアプリケーションサーバを統合し、高いパフォーマンスで稼働する環境を作り出せることから、PaaS基盤として、あるいはプライベートクラウド基盤としての需要が増えてきている。そしてExadataとExalogicで培った技術をさらに進化させ、ミッションクリティカルな業務アプリケーションからデータベースまでを最も効率的に統合する汎用プラットフォームがSPARC SuperClusterとなる。複数のSolarisシステムをラック内のInfiniBandで1つに集約し、業務ITの効率化と高速化が実現している。

 ITをシンプル化することで企業が得られるメリットとして、運用コストが下がり、リソースが効率的に配備/利用されるようになり、業務のパフォーマンスが上がる…といったことが挙げられる。だがさらに重要なのは、ITを有効活用してその先にある本来の目的であるビジネス成長に貢献すること。ITのシンプル化と、圧倒的なパフォーマンスによって、それまでは見えなかったビジネスの次のステージが見えてくることが期待できる。オラクルのEngineerd Systemはそれを間違いなく体感させてくれる。

ゼタバイト級のデータも容易に扱うZFS

 SolarisというOSがとりわけミッションクリティカルな世界で大きな支持を得ているのはやはりいくつも理由がある。ここではそのSolarisの魅力のひとつである「ZFS(Zettabyte File System)」について触れてみたい。

 ZFSはその名のとおり、ゼタバイト級のデータでも容易に扱えるファイルシステムである。Linuxや他のUNIX系OSもこのZFSと同じ機能を実装しようと試みているが、現時点でZFSがまともに利用できるOSはSolarisだけである。「容量の心配がいらない巨大ストレージプール」と「圧倒的な運用のしやすさ」を実現する、まさに情報爆発時代のためのOS、そしてファイルシステムなのだ。

 そしてこのZFSのメリットを最大限に活かしたストレージソリューションが「Sun ZFS Storage Appliance」になる。このアプライアンスは、高速なSSDと大容量のHDDを仮想的に統合することで、1ペタバイト超をも実現する膨大なハイブリッド・ストレージプール(ZFSハイブリッド・ストレージプール)を構築できることだ。使った容量に応じ、仮想ストレージプールから消費されるため、いわゆる"シンプロビジョニング"といった概念すら必要ない。また、SSDとHDDを統合しているため、データアクセスが頻繁で高速な処理を必要とするデータはSSDにキャッシュし、アクセス頻度が少ないデータはHDDに保存するといった使い分けが自動で行われている。この特徴は性能とコストを最適化し、運用負荷の大きな低減を実現している。さらにサーバと仮想ストレージは高速InfiniBandで接続可能で、このクラスのアプライアンスとしては最高性能といえる13万7000IOPS超を達成している。

 データの爆発的な増大という時代の趨勢にあって、まさにそのニーズに応えるためのソリューションといえるSun ZFS Storage Appliance。これまでの常識を超えるデータ量に対応するには、常識を超えたアプライアンスが必要だ。データ量、パフォーマンス、コスト、いずれのニーズをも満たす新しい時代のストレージシステムがここにある。

提供:日本オラクル株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2013年2月4日