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子どもたちの
クリエイティビティを
評価できる学校をめざして

子どもは授業中によく調べるものの、SNSへの対策は必須

 聖徳学園は現在、中学1年生80名と高校1年生200名に対して「mobiconnect CSC」を導入し、試験運用に取り組んでいる。利用開始から約2ヶ月なので成果を求めることはむずかしいが、現場での手応えを聞いた。

 「子どもたちは授業中、iPadを使ってよく調べていることが分かりました」と横濱氏は述べた。教師が説明している時に分からない言葉を調べたり、関連する情報にアクセスしたりと、自ら理解を深めるためにiPadを活用していることがわかったという。以前までは、授業中にiPadを触る子どもを見て、“遊んでいる”と決めつけてしまう場面もあったようだが、同氏は「子どもたちに対する我々の指導も間違っていなかったと手応えを感じました」と述べた。

 また子どもたちの利用傾向として、ゲームアプリよりもSNSの方が断然にアクセス数が多いこともわかった。学校の教師や保護者は、ゲームへの中毒性を心配しがちであるが、むしろ対策を講じなければならないのは、SNSの方だという。横濱氏は「こうした現場の状況についても、エビデンスをもとに保護者に説明できるようになった点が大きい」とメリットを述べた。

 今、横濱氏が検証を進めているのがYouTubeの利用方法だ。昨今、YouTubeは学習コンテンツも増え、学校でも教材として利用するケースが増えている。一方で、エンタメの要素が強く、子どもが脱線してしまいがちなのが課題だ。横濱氏はそうした行動が見られやすい中学1年生を対象に、mobiconnect CSCを用いてYouTubeの検索時に目的外の動画へ導かれてしまう効果の高いサムネイルを表示しないで動画を視聴できる環境を構築した。つまり、観たい動画があればテキスト検索でアクセスするというわけだ。「まだ検証中ですが、中学1年生が目的に合わせて動画を選択している傾向が見られます。情報リテラシー教育につなげていければと考えています」と述べた。

「個に応じた学び」に向けて、充実したデジタル学習環境をめざす

シスコシステムズ合同会社のパートナーシステムズエンジニアリング システムエンジニアの弓場洋平氏
シスコシステムズ合同会社のパートナーシステムズエンジニアリング システムエンジニアの弓場洋平氏

 一方で課題点について横濱氏は、mobiconnect CSCが“子どもの管理ツール”にならないよう、現場の理解を深めていくことが大事だと述べた。そのため、聖徳学園では教師にまで利用を広げず、現時点では同氏の方から必要に応じて、子どもの利用傾向を伝える形に留めている。たとえば「夜遅くまでiPadを使用している子どもがいる」「子どもたちは授業中にiPadでよく調べている」など、子どもの利用状況を教師に伝え、そこから教師の判断で指導に活かすというのだ。

 こうした聖徳学園の取り組みについて、シスコシステムズ合同会社のパートナーシステムズエンジニアリング システムエンジニアの弓場洋平氏は、「本来CSCは、セキュリティ製品であり、脅威対策で使われているが、可視化機能は教育現場でも利用価値があると考えています」と語った。同じく、同社パートナー事業 ソリューション営業本部 部長の山口朝子氏は、「聖徳学園の取り組みを知って、可視化機能がさまざまな可能性を持っていることが改めて分かりました。他の産業では働き方改革や課題解決に利用される事例も増えており、教育現場での多様な使い方に今後も期待していきたい」と語った。

インヴェンティットのmobiconnectセールス&マーケティング本部 営業1部 マーケティング担当の木村圭佑氏
インヴェンティットのmobiconnectセールス&マーケティング本部 営業1部 マーケティング担当の木村圭佑氏

 またインヴェンティットのmobiconnectセールス&マーケティング本部 営業1部 マーケティング担当の木村圭佑氏は、「CSCの可視化機能で得られたデータがどのような意味を持つのか、MDM側でサマリーして教育現場に分かりやすく伝えられるような機能を充実させていきたい」と抱負を述べた。

 横濱氏は今後の取り組みについて、「個に応じた学びが重要視されていますが、それを実現するためには、さまざまなデータの活用やデジタル学習環境の整備が必須だと考えています。また学校現場のインシデント対策についても需要が高まっているので、学習面、セキュリティ面でmobiconnect CSCが活かせるのではないかと考えています」と述べた。

 ちなみに横濱氏は、子どもたちに対してはセキュリティやITに関する知識を高められるように、シスコシステムズがCSRの一貫で提供するIT 人材育成支援プログラム「シスコネットワーキングアカデミー」を今年度から活用する予定だという。同プログラムは、オンライン講座で情報セキュリティやIoT、Big Data、AI/ML などに関する知識が学べるコースであるが、世界標準のコンテンツを無料で受講できるのがメリットだ。

 聖徳学園ではこうした環境を活かしながら、子どもたちのクリエイティビティをさらに伸ばしていきたい考えだ。

提供:インヴェンティット株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2019年12月17日

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