クラウドにまつわる5つの「神話」--思い込みの真実をHPとインテルが明かす

神話4 「クラウドへ到達する道は、仮想化を少しずつ前進させることである」

HP Cloud Foundation for Hyper-V – ユース ケース

　これも、真実とは言えません。必ずしも仮想化を進める事だけがクラウド導入への道ではありません。

　確かに、仮想化によってコンピューティングリソースの活用のムダを減らすことで、IT利用の柔軟性向上や災害対策の強化、コスト削減などの大きなメリットがあります。しかし管理の自動化やシンプル化がクラウドを導入したいより強い動機である場合、段階的に仮想化を進めるよりも、クラウドに必要なすべてを備えた標準環境を用意して、一足飛びにプライベートクラウドを構築する方がより早く効果を得られる場合があります。

　理想的なプライベートクラウドの構築を支援する「HP CloudSystem Matrix」は、統合・仮想化・自動化を集約する柔軟性と高い信頼性、運用容易性を持つアプライアンスです。この製品は、最新のインテル® Xeon® プロセッサーの採用により、社内のあらゆるワークロードのクラウドサービス化に耐える高い安定性と性能を実現しています。こうした製品を利用することで、プライベートクラウド導入への最短ルートが実現します。「HP CloudSystem Matrix」を使ったクラウドインフラストラクチャの実装例については、こちらをご覧ください。 （イベントでデモなどを体験するにはこちら（参加申し込み））

神話5 「クラウドコンピューティングへの道は、1つしかない」

クラウド推進のロードマップ

　すでにおわかりかと思いますが、これも真実ではありません。

　昨今のITシステムが抱える課題の多くはクラウド化によって解決しますが、そのアプローチは複数あります。さきほど紹介した仮想化を成熟させていく方法や一気にプライベートクラウドへ置き換える方法以外にも、アウトソーシングからエンタープライズ向けパブリッククラウドへ移行する方法、オンプレミスとクラウドを並存させる方法など、プライベートクラウドの構築では、ユーザーは多数の選択肢の中から、自社に最も適した手段を検討することが重要であると言えます。

　HPではさきほどご紹介した「HPクラウドディスカバリーワークショップ」でユーザー企業のクラウドの導入ステップを広範囲に体系化しています。標準化や仮想化、システムの自動化や柔軟性向上などを実現できるクラウド化のパートナーとしての体制を整え、さらにこれまでご紹介してきたように、お客様と一緒に考えた「最適なクラウド導入」の実現のための製品とソリューションを多数ご用意しています。HPが提案するクラウド推進のロードマップについて、詳しくはこちらのホワイトペーパーをご覧ください。

　HP担当者の説明に納得したA氏。

　「なるほど、私はクラウドについて思い込みを持っていたようです。……ところでフォレスターの調査報告資料がないようだ」とA氏がつぶやくと、「それはこちらのイベント申し込み者限定の配布なのです。ぜひ2月10日（金） 「TECHNOLOGY @WORK 東京 2012」でお会いしたいです」とHP担当者はにこやかに言う。

　A氏はC君とアイコンタクトをすると、「ではさっそく申し込みますよ。2名で伺います」と返事をした。

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