最終更新時刻:2010年12月18日(土) 8時00分

Windows7 対応!フィンランド生まれのセキュリティソフトを使ってみた

うがい、手洗いがインフルエンザ防止の第一歩、パソコンでは?

 インターネットを使っている以上、セキュリティの態勢を整えておかなければならないのは重々わかっている。いまのところ幸いにしてそれほどひどい被害を受けたことはないが、いろいろな報道などを見ると、相当に「強力」なウイルスに引っかかると、そのパソコンは、とても使えなくなってしまうようだ。それに、勝手にウイルスを撒き散らし、他の人のパソコンまでだめにしてしまうらしい。自分だけの被害なら、あきらめもつくというものだが、他人にまで迷惑をかけたくはない。

スキャンが完了。怪しいものがなくて、よかった。

 何年か前に、パソコンに詳しい知人にいわれたことがある。「コンピュータウイルスをインフルエンザのようなものだと考えると、セキュリティソフトでパソコンを保護するのは、うがいや手洗いをするのと同じだよ」と。この説明には妙に納得してしまった覚えがある。だから、セキュリティソフトは割ときちんと使っているつもりだが、あのスキャンというものはやたらと時間がかかる。そこは気に入らないところだったのだが、このソフトはたしかに速いようだ。HDDをくまなく検証する完全スキャンを実行したのだが、約9分で終わった。レポ−トを表示させると、結果を報告してくれる。どうやら、今回は、問題なかった。

君子、危うきに近寄らず。Webもまた同じ

 ユーザインターフェースも改められた。メインメニューなどは、たしかにすっきりとしているといって良い。「ブラウザ保護」という機能も新しく追加された。これは、危険なWebサイトからユーザを守るためのものだ。危なそうなサイトには近づかないことが肝要だ。とはいえ、怪しいサイトはどこにあるのか必ずしも明確にはわからないのも事実だ。そこでこの機能は、検索エンジンによる検索結果の隣に小さなアイコンで安全かどうかを表示してくれる。それとともに、危険なサイトへアクセスしようとすると、まず警告ページを示し、注意を促す。検索エンジンは誠に便利だ。偶然、思わぬものを発見できて、ちょっとうれしくなることもあるが、何が出てくるかわからないということは、危険と背中合わせだともいえる。だが、この機能があれば危機はできるかぎり、避けられそうだ。

メインメニュー
「ブラウザ保護」機能により、検索結果の隣に、危険かどうかを識別するアイコンが表示される。

 この秋には、Windowsが代替わりして、Windows7が出た。「エフセキュア インターネット セキュリティ 2010」は、この新たなOS向けのものであるともいえる。

 WindowsVista/Windows7を利用する場合、必要とされる動作環境は、以下の通りだ。

対応OS:Windows Vista(32bit/64bit)/Windows7(32bit/64bit)
○プロセッサーIntel Pentium4 2GHz以上 推奨
○メモリ1GB以上 推奨
○ハードディスク800MB以上の空き容量
○WebブラウザInternet Explorer 7.0


富士通の「FMV-BIBLO LOOX C/E70」

 今回「エフセキュア インターネット セキュリティ 2010」をインストールしたのは、富士通の「FMV-BIBLO LOOX C/E70」だ。CPUは、Intel Core2 Duo SU900(超低電圧版)、動作周波数は1.4GHz、メモリは2GB、HDDは320GBで、十分なスペックだといって良いだろう。快適に使えているという印象だ。

 もちろん、OSは、Windows7になっているわけだが、この「エフセキュア インターネット セキュリティ 2010」は最初からWindows7対応だからちょうど良い。これまで、セキュリティ対策が重要であることはわかっていてもソフトの使い勝手やスキャンに時間がかかることに何ともいえないストレスを感じていたのだが、このソフトはちょっと違うようだ。

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