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デザインもサウンドもテレビにパーフェクトマッチ!「音スゴ」体験記

大きく広がる自然なサラウンド--セリフはしっかりセンター定位

 では、さっそく視聴に移ろう。まずは、ニュースなど一般的なテレビから。「音スゴ」には、サラウンドモードがいくつか用意されている。「ムービー」「ムービーワイド」「ミュージック」「ニュース」「ステレオ」などサラウンドモードの選択が可能。まずは、「ニュース」でトライ。

モード変換は付属リモコンで行う モード変換は付属リモコンで行う
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 一聴してわかる変化は、アナウンサーなどの声がすっと前に飛び出してくることだ。テレビで聞いていたときには、テレビまわりでゴチャゴチャとしていた音が、声は声として前方に飛び出してくる。低域が足されているので、声も太く、実体感があり、本当にそこで話しているかのような太さが感じられる。「声が枯れ気味なんだこの人」といったニュアンスまでわかる。不自然さがないので、努力して聞こうとする必要もない。

 この音に慣れてから、テレビに音を戻すと、声が左右に散っているのがよくわかる。画面の中から声がしてこないので、違和感をもってしまう。

 やはりサウンドバーといえば、サラウンドを抜きにしては語れない。映画でサラウンドの効き目についても試してみたい。視聴に使ったのはブルーレイ版の「アメイジング・スパイダーマン」。

 まず、モードを「ムービー」に変えた。とたんに、音の空間が部屋中に広がっていく。非常に広くなるのだが、それが不自然ではない。まさしく映画館で見ているような感覚なのだ。不自然に誇張されたものではなく、非常にナチュラルで不快に感じないのだ。セリフも明瞭だし、重低音が実在感をもって移動する。これをテレビに戻すと、セリフも効果音も、マスクを掛けてしまったように曇って聞こえる。重低音などは、そもそも存在しなくなる。不安感を煽る暗騒音が鳴るシーンが多いのだが、テレビではほとんどそれが、聞こえてこない。テレビだけだと、映画の中に入るというよりも、外で眺めているだけというイメージだ。

 「音スゴ」では、椅子を引いた時の床の音とか、食器が重なる音、そんな細かい音までも実際の存在感がある。テレビで同じシーンを聞いても、どこかで音が鳴っているかも? という感じで、ほとんど聞き取れない。情報量の多いブルーレイディスクを見るならば、やはりサウンドバーを使わないともったいない。

 アクションシーンでは、『音スゴ』の本領が発揮される。ビルが破壊されるシーンの音の重々しさ、爆発の迫力など、ボリュームは相当大きいのだが、うるさくは感じない。通常のサウンドバーの場合は、高音がキンキン、低音はブンブンしがちなのだが、そのようなこともなく、あくまで実体をもった重低音が流れるのだ。

 空間もさらに大きく広がり、サラウンドならではの、音に包み込まれる感覚が味わえる。これも、派手なサラウンド感ばかりを演出したバーチャルサラウンドとは一味違う。長時間映画に没頭できる自然なサラウンド感なのだ。しかも、声はしっかりとセンターにあるため、セリフが聞きにくく感じることはまったくない。

この「音スゴ」での、ホームシアター体験を一度してしまうと元には戻れないだろう?

 最後に、最近は、スマホを使ってしか音楽を再生しない人もいると思うので、「iPhone」での試聴にもトライした。「音スゴ」には、アナログ入力端子が1系統用意されているので、ミニプラグとステレオの変換ケーブルを使えば、スマホの音楽を聞くこともできる。

背面にアナログ端子とHDMI入出力端子が用意されている 背面にアナログ端子とHDMI入出力端子が用意されている
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 さて、結果だが、アンプのパワーがあるお陰で、とてもパワフルで気持ちのよい音を響かせてくれる。とくにポップス、ロック、ハウスやヒップ・ホップ系などとは相性がよい。安価なドックスピーカーを購入するくらいなら、「音スゴ」で音楽を聞いたほうが、音楽のパワーはずっと感じられる。

 様々なタイプの音を聞いてきたが、テレビの音が改善される……というだけではもったいない潜在能力を秘めているのが「音スゴ」だ。通常のテレビでも楽しめるが、スポーツ中継や、音楽番組、ゲームなど、様々なコンテンツがより深く楽しめるようになるだろう。

 また、普段使いの機能としては、国内テレビのHDMI入出力(ARC対応)に対応しているのもポイントだ。テレビと電源のオンオフ、音量調整、入力切り替えができるのは、日常的に使うことを考えると必須の機能。これから購入する際には、この機能は必ずチェックしたいところだ。

DHT-S413
DHT-S413
DHT-S413
DHT-S413 DHT-S413
フロントスピーカー【SC-C413】

・最大出力
25W+25W+25W (1kHz、4Ω、JEITA 非同期駆動)
・外形寸法
W950 × H62.4 × D66.3mm(フット不使用時)
W950 × H91 × D70mm(フット使用時、低)
W950 × H106 × D70mm(フット使用時、高)
・質 量
2.0kg

サブウーハー【DSW-S413】

・最大出力
25W(100Hz、4Ω、JEITA非同期駆動)
・外形寸法
W146 × H376 × D338mm
・質 量
6.0kg

DHT-S313
DHT-S313 DHT-S313
フロントスピーカー【SC-C313】

・最大出力
20W+20W+20W(1kHz、4Ω、JEITA非同期駆動)
・外形寸法
W750 × H62.4 × D66.3mm(フット不使用時)
W750 × H91 × D70mm(フット使用時、低)
W750 × H106 × D70mm(フット使用時、高)
・質 量
1.7kg

サブウーハー【DSW-S313】

・最大出力
20W(100Hz、4Ω、JEITA非同期駆動)
・外形寸法
W146 × H376 × D338mm
・質 量
6.0kg

提供:株式会社ディーアンドエムホールディングス
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2013年1月31日