スタートアップ経営者・新規ビジネス責任者は要チェック! スタートアップや企業成長に最適なクラウド開発基盤「Bluemix」
日常に浸透したスマートフォンやSNS、クラウド技術・IoTなどを背景にしたスタートアップのブームが続いている。このようなビジネスのスタートダッシュと持続的な活動には、テクノロジーの活用がカギになる。しかし、高度なデジタル・テクノロジーの活用と運用を、どのようにビジネスに統合すればいいのか、悩んでいるスタートアップの経営者や中堅企業の新規ビジネス責任者も少なくない。
そこで注目を集めるのが、IBMが提供する、簡単にスピーディに活用できる
デジタル・イノベーション・プラットフォームBluemixである。
豊富なサービスとビジュアルな開発機能を持ち、驚くほど素早くビジネスシステムを構築できる。
今回は、このBluemixのエバンジェリストのお二人に、Bluemixの特徴と、スタートアップや新規ビジネス開発にもたらす効果について語り合っていただいた。
IBMは、Bluemixのことを「デジタル・イノベーション・プラットフォーム」と呼んでいます。ずばり、Bluemixのオススメのポイントについて教えてください。
IBM クラウド事業統括
エコシステム・デベロップメント
アドバイザリーITスペシャリスト
藤田 昌也氏
藤田氏「Bluemixにはいくつも利点があります。そのうちのひとつに、非常に簡単に使えて、短期間でアプリやサービスを構築できるという点があります。その結果、ビジネスの進め方そのものを変えることが可能になっています。
これまで、新たなビジネスのためにシステムを構築しようとすると、数ヶ月から、場合によっては1年、2年かけるといったことが当たり前に行われていました。一方で、ビジネスの世界では激しい競争が行われるようになって、このようなスピード感では追い付くことが難しくなっています。
しかし、Bluemixを利用すると、クラウドで提供されているサービス・APIを自由に組み合わせることでアプリケーションの基盤・実行環境をを組み立てることができるので、1~2ヶ月で開発を行い、ビジネスをスモールスタートさせるといったことが可能になります。また、ビジネスの状況に応じて迅速にアプリケーションを進化させることができます。
このようなスピード感によって、ビジネスの進め方そのものを変えることが可能になっているのです。そのスピード感を取り入れた企業が大きな成長を遂げるでしょう。IBM自身もクラウドテクノロジーを使い、非常にスピード感のある組織に変貌を遂げました。」
宋氏「Bluemixでデモしていると、デモの最中に昨日までにはなかった新しい機能が追加されていることに気づくこともよくあります。これはクラウドのスピード感で、新しいサービスが次々に刷新されていることのあらわれです。
私が注目しているのは、Bluemixのスピード感に加えて、サービスとAPIの豊富さです。 Webサービスを作るために必要なnode.jsやRuby環境などが、クリックひとつで作成されて、すぐにアプリを作ることができますし、豊富なAPIで連携させることもできます」
Bluemixは、技術サイドの人たちにも大変に注目を集めていますよね
藤田氏「よくIoTをテーマにBluemixを使ったデモをするのですが、スマートフォンの位置情報をBluemixのIoT Foundationにリアルタイムで送信して、それを可視化したりGoogle Mapに表示するというアプリが10分ほどで作れてしまいます。
エンジニアの方々にこのデモをお見せすると、"すぐに何か作ってみたい"と言っていただけます。また、開発には、Node-REDというビジュアル開発ツールが使えるので、エンジニアでない方でも、簡単なプロトタイプなら、ドラッグ&ドロップで作ることができると思います」
※クリックすると拡大画像が見られます
IBM クラウド事業統括
エコシステム・デベロップメント
主任ITスペシャリスト
宋 珠憲氏
宋氏「IT系の技術情報ブログサービスであるQiitaにも、Bluemixの記事が多数投稿されています。そのうちの3割ほどがIoTの記事になっていますし、こんなアプリを作ってみた、という記事もたくさんあります。
Bluemixは、GitやGithubとも連携することができます。エンジニアにとってみれば、既存の開発環境の延長線上で活用できるPaaSといえると思います」
技術サイドの人たちだけでなく、ビジネスサイドの人たちにも、そのスピード感を分かりやすく伝えたいですね。
藤田氏「企業のなかで何かシステムを作ろうとすると、情報システム部門が開発しているような状態がまだまだ一般的だと思います。
ただ、クラウドサービスやBluemixのような仕組みが広がってくると、必ずしも情報システム部門がシステムを作るのではなく、製造部門やマーケティング部門といった各ビジネスユニットに加えて、スタートアップや新規ビジネス部門が、自分たちで考えたやり方でアプリを作るというケースがどんどん増えていくと思います。それによって情報システム部門自体が刺激を受ける場合もあるでしょう。そして、企業全体としてスピードアップして、ビジネスが活性化していくというような時代になっていくと思います。
ですから、簡単にアプリを作る仕組みが一層必要になりますし、それがBluemixなのだと思います」
宋氏「オンプレと比較すると、スケーラビリティの面でもコストの面でも、良いところがたくさんありますよね」
- 1
- 2
インフォメーション
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部 掲載内容有効期限:2016年2月29日