私は、どうしてもリモコンをつかってテレビが見たかったのと、LINUXでどうもテレビが見れるらしいとおもい、日本語のリテール版を通信販売で買いました。

私のパソコンのスペックですがAthlon用のATXマザーにSCSIと100BASE-LANカードがPCIに、オンボードで音源とUSBや赤外線デバイスを積んでます。SCSI160の方がブートディスクでLINUXが、IDEにWINDOWSME(OEM版)がインストールされています。あと、AGPのすぐ下のPCIスロットは、AGPとIRQが同じになる問題と、PCIから干渉を受けるらしいことから空けてあります。その他、使わない機能にリソースを割り当てないようBIOSを設定してあります。

まず、WINDOWSでドライバーを入れてみることにしました。でも、今までの経験から、最新のドライバーが必要だと思い。付属のCDには目もくれず、ATIのホームページへ、そこでドライバーを一式DLして、いざ、インストール。しかし、インストール終了後の再起動までにうまく電源が落ませんでした。 まあ、大丈夫だろうと思い、CTRL+ALT+DELで再起動。とりあえず、ATIのソフトが自動で立ち上がり、サイドバーのようなものが出てきました。なかなかシンプルで目障りじゃないなと関心しましたが、とりあえず、ＴＶアンテナをつなぎました。このアンテナをつなぐとき、注意しなければならないことがあります!それは、8500DVとモニターをつなぐために、ケーブルと間にかませる部品が有るのですが、それが大きいので、アンテナ線がすこし無理をしないと挿せない点です。わたしのつかってるアンテナ線の末端の部品が大きいので、何とか無理をして挿しました。
そして、ＴＶをオン!しかし、チャンネルを廻しても画面がいっこうにでません。お・か・し・い・、試行錯誤すること30分、結局、ATIに電話してみました。最初に、機種名を聞かれた後、販売店を聞かれました。正規日本語版だったためか(?)、すんなりとオペレーターの答えが、「付属のCDでためしてください。」。がーん。とりあえず全てのドライバーを削除して、CD版で、途中OSがあわないと言うようなメッセージが出るが無視、再起動すると、やりました。テレビがちゃんと見えてるじゃ有ーりませんか!(チャーリー浜風)。しかも、なかなか綺麗です。MPG2に変換できるというなにやらあたらしそうなキャプチャー方式も採用しているとのこと。しかしも、私はその後、先にDLした新しいドライバーにアップグレードしたら、すんなりOK。どうなってるの?WINDOWSXPでもチューナーの不具合が報告されているとのこと。DVDドライブを持っていないので、DVDは見ていませんが、グラフィックの処理はなかなかです。最速を求めるならば、クロックの速い128mbの方がいいでしょうが、楽しむにはやはり、安定性です。そのためにも、これからもドライバーの改良を望むところです。頻繁では有りませんが、どうも突然墜ちることが有るみたいです。全画面表示をして非アクティブにした瞬間に、リブートしたことが有ります。カノープスの7400DDRは最近までドライバーが更新されつづけ、やっと安定していたところっだったので、このあたりは不満が残りますが、たまにですので我慢!デスクトップの壁紙部分に表示されるテレビや、透ける画面は格好いいです。

さて、次に、LINUXの方ですが、Redhat7.2からftpでとってきた7.3にクリーンインストール、Xの方はすんなり、radeonドライバが採用されました。/proc/mtrrを見ると、しっかりMTRR機能がサポートされています。そして、GATOSのホームページからati.2のドライバをとって来たのですが、カーネルのバージョンが異なるためかうまくinsmod出来ませんでした。cvsも、コンパイルがまだ上手くできていません。Xのソースかヘッダファイルが必要みたいですが、どうも、experimentalだったので、あきらめました。あとRedhat7.3のデフォルトのドライバではGLの描画がやたら遅いです。xmameなどで遊べません! それから、xineやKメディアプレーヤーも動画は表示しませんでした。Realplayerは大丈夫です。しかしながら、FireWireは認識していました。デジカメは大丈夫か。やはり、Linuxのほうも、ドライバ待ちのようです。力のある方は是非、Xのドライバを開発してください!
ペンギン万歳!
以上、つれづれなるレビューでした。