製品情報

Palm J

Palm m505 (日本語版)

【主なスペック】
【発売日】
2001年05月
【メーカーサイト】
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ユーザーレビュー

2001年06月12日 00時00分
NADAAR (WAAG)さんのレビューで大体言いたいことは言ってもらってますので、あんまり言うことは無いのですが。僕なりの観点で。

今年の初めくらいに、m505の概要が分かった時には『ふーん』ってな感想しか持ちませんでした。V系筐体でのカラー機というのは、昨年のIIIcが出た時から待望のマシンであったにも関わらずです。やはり、CLIE・PEG-N700Cの飛び道具の前には、薄型カラー機のイメージも霞んでしまった感が否めませんでした。

自分が昨年秋からVisorPrismを使っていて、あまり不満を感じていなかったことも大きかったのかもしれません。Prismは確かにポケットに入れるには大きいのですが、手に持った時の収まり具合が自分には丁度良いのです。16MBフラッシュモジュールのお陰で、TealMovie用動画データやKDIC用辞書データもまぁまぁ十分に収容できてましたから。

しかしながら、英語版が発売され、知人が持っているのをちょこちょこと見せられ始めると、少しずつ評価が上がって行ったのです。
■暗い場所での視認性は明らかに先行するカラー機よりも劣るが、明るい場所できちんと見られること
■意外な程きびきびしたスピード
■既に2枚持っているMMCが使える
etc...
「III系筐体周辺機器が使えて2スロットのHandEra」「MP3も聞けるようになるCLIE」も非常に気になりながら、最終的にm505を購入しました。6台目のPalmOS機にして、初の日本語版です。

で、実際に使ってみて・・・NADAARさんの言われる通りに、これまでで最高のPalm機だと思いました。本当にバランスの良さは秀逸です。

外部メモリーとしてのSD/MMCカードは、SpringBoard程の自由度は無いのですが、山田氏作の「PowerRUN」、今関氏作の「McFILE」を使うことや、各アプリのVFS対応でほとんど問題が無いレベルにまで向上しています。特に巨大なデータを必要とするKDICがVFS対応したこと(現時点ではβ版)で、16MBSpringBoardよりも大量の辞書・辞典データを扱えるようになって嬉しい限りです。

TealMovieも、m50xのカード上のデータを直接再生出来るようにはなりました(これも現時点ではβ版)が、これはちょっと動きに問題が出ます。動画と音が乖離したり、動きが途切れたり。これは無理も無いのかもしれませんが。

バッテリーは、まだぎりぎりまで使い込んで無いので何とも言えませんが、IIIcやPrismよりは明らかに良いみたいです。フロントライトだし当たり前か(^^;

OS4.0の目玉である「ウェブクリッピング」は、PDC+IrGEARでちょっとだけ使ってみました。特に高速というわけでも無いですが、同様のコンテンツをPalmScapeで使うよりは明らかに速いですね。(これも当たり前か^^;)PHSの通信環境が揃ってくれば、十分に使えると感じました。

今後のSDモジュールにも期待したいですね。

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