製品情報

SII

C315SK

【主なスペック】
【発売日】
2001年10月
【メーカーサイト】
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ユーザーレビュー

2001年12月22日 00時00分
 カードH''プチとリブレットの相性が悪かったため、代わりに購入したラピラカードですが、その注目度の低さからは想像できない程便利で実用的です。

・接続性が高い
 カード端末は構造上アンテナを大きくできないため、回線が切れやすいという問題があります。しかしラピラカードはcdmaOneの回線を使用しているため、接続性と回線の安定度は非常に高いです。とくにPHSやFOMAが弱い建物の中や高速移動中でも安定して接続できるというのは感動モノです。

・アンテナの存在
 接続性と安定性を高めているのが、付属の外付けアンテナの存在です。最初はカッコワルイと思って付けなかったのですが、電波の入りが悪いところで使うと効果絶大でした。こういったアンテナはPHSカード端末にこそ付けて欲しいのですが…。

・繋ぎっぱなしで使える
 ラピラカードはパケット式なので、繋いだまま放っておいても送受信をしない限りお金はとられません。定額制ではありませんが、繋ぎっぱなしで使えるというだけでかなり安心感が高いです。まぁ、ブラウザで画像を読み込まないようにするとか多少の工夫は必要ですが…。

・料金が安い
 FOMAカードと比べると安い料金体系なのはもちろんですが、

 シングルパック+64kbps高速通信+ミドルパック

 で3900円と、繋ぎっぱなし(放題ではない)ができてAirH''より安いのは嬉しいところです。ヘビーに使うならAirH''の方が得ですが、一日30分〜1時間程度しか使わない私の場合は、10000円分のパケット料がタダになるミドルパックでも十分です。


 通信の安定性と価格面はおおいに満足ですが、不満な点もいくつかあります。

・大きい
 カードH''プチと比べるのは酷ですが、サイズはかなり大きいです。長年使っていたカードケースに入らなくて困っているくらいですから(^^; まぁ、それでもPCカードタイプのPHS端末と同じくらいの大きさなのですが。

・サポートアプリがほとんどない
 auから提供されているのは「パケットカウンタ」だけで、カードH''やP-inのように電波状態を確認したり、自分の電話番号を確認できるソフトがありません。 また、WindowsCEでも使えるもののパケットカウンタが用意されていないため、安心して使えないというのも辛いです。


 とはいえ、ラピラカードはかなり便利です。AirH''やFOMAカードなどと比べると影が薄くなりがちですが、ヘビーに使うのでなければ速度も速く料金も手ごろ、そして何より切れにくいので実用性が非常に高い端末だと思います。

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