製品情報

PIXELA

PIX-MPTV/P4W

【主なスペック】
【発売日】
2003年04月
【メーカーサイト】
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ユーザーレビュー

2004年03月12日 00時00分
Canopus MTVシリーズ、NEC SmartVisionシリーズと迷った挙げ句、
初めて購入したのがこのキャプチャカードです(2003/05上旬)。


付属ソフト、PixeStationTVは設定項目もそれほど多くなく、
初心者向きと言えるかも知れませんが、若干のクセを感じます。

アップデート後はVBRの“平均圧縮率”をパーセントで変更可能な設定が追加されており、
平均圧縮率が“総合圧縮率”(ビットレート指定)の
約○○%といわれても直感的に分かりにくいです。

実際には、ビットレートを9Mbps、10Mbpsに設定しても、
それぞれ8.2Mbps、9.2Mbps程度となり、
○Mbpsフラットとったレートでの録画は無理なようです。

録画ファイルは、高ビットレートでもかなりコンパクトなサイズになるのが特徴で、
上下に黒味が入っている映像だとグンと小さくなります。


このボードはリアルタイムエンコードタイプであり、
ダイレクトオーバーレイ不可なため、実際の映像とは若干のタイムラグが生じます。

映像は非常に鮮やかな発色で粒子感もなく、個人的にはかなり好みでした。

ただ、左右の無効領域をなくして映像を引き延ばしているため、
オリジナルに比べてわずかに横長になります。
これは両方の映像を並べてでもみない限り気付くものではありませんが、
“設計思想”としては個人的に受け入れ難く、この部分でかなり評価が下がります。


もうひとつ問題として感じたのは、動きの激しい映像部分で
画面が上下方向にズレを起こすこと(垂直同期ズレ?)。

スカパー!チューナーからの外部入力で発生する確認していますが、
内蔵TVチューナーでも起こるかは確認していません。
この点もマイナスポイントとなります。


スタンバイからの予約録画実行も何度か失敗する場面があり、
使用環境にもよるでしょうが、安定性はそれほど高くないという印象です。



映像的には素晴らしいものがあるだけに、
他の部分が今ひとつ振るわないのが惜しまれるところです。

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