CAMPFIREは2月28日、新型コロナウイルス感染症で損害が出たアーティストや飲食店、宿泊施設向けのクラウドファンディングプログラムを開始する。なお、同様の支援プログラムは、2月27日にもREADYFORが発表している。
このプログラムでは、日本政府からの大規模イベントの自粛要請にともない、イベント中止を発表したアーティストやイベント事業者、予約キャンセルなどで来店客数が減少した飲食店、宿泊施設など、新型コロナウイルス感染症の影響で経営に大幅な支障が出た、個人・中小事業者を対象としたもので、クラウドファンディングを通して資金調達が可能となる。
プログラム適用となったプロジェクトは、支援金振込時のサービス手数料が無料(通常12%)となり、決済手数料5%のみでプロジェクト実施が可能。申し込みについては、3月31日11時59分までに専用フォームからエントリーし、4月24日11時59分までにプロジェクトページ作成後の初回申請を実施。6月30日までに公開した「All in」、および「All or Nothing」方式のプロジェクトが対象となる。
なお、プログラムには審査が必要となり、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、経営・生産に大幅な支障をきたした事業者であること(第三者による応援プロジェクトは現時点では対象外)。会場キャンセル料などの実損、また、停止となった事業活動によって予定されていた収益の損失などが発生しており、それを客観的に証明できる情報(書類かURL)の提出。プロジェクト内容が公序良俗に反しないことを挙げている。
対象サービスは、CAMPFIRE、GoodMorning、3rdTable、CLOSSとしており、FAAVO、BOOSTER、machi-ya、CAMPFIREふるさと納税、EXODUS、CAMPFIRE Community、polca、CAMPFIRE Creation、海外事業者の一部プロジェクトは本プログラムの適用対象外となる。
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