任天堂のゲーム機「Nintendo Switch」(ニンテンドースイッチ)は、据え置きゲーム機として使えるだけでなく、モバイルゲーム機としても遊べる。HDMI経由でテレビに接続すると、迫力ある大きな画面でゲームを楽しめる。ただし、そのためには本体をドックにセットする必要があり、友達の家へ持って行ってゲームパーティをするといった場合、ドックで荷物が増えてしまう。
同じ悩みを抱える人が多いのか、Nintendo SwitchをドックなしでHDMI対応TVに接続するアダプタがクラウドファンディングサービス「Kickstarter」「Indiegogo」の両方に登場した。どちらも、目標金額を大きく上回る資金を集めている。
Kickstarterで支援を募っているのは、「Switch-Con」。サイズが58×58×12.2mm、重さが48gしかなく、無理なくポケットに入れて持ち運べる。
HDMIビデオ出力ポートのほか、USB-Cポートを2つ、USB-Aポートを2つ備える。さらに、最大100wの電力供給が可能なUSB Power Delivery(USB PD)ポートもある。Nintendo Switchだけでなく、Samsung Electronicsの「Galaxy S8」「Galaxy S8+」、Appleの「MacBook」「MacBook Pro」とも接続できる。
出力されるHDMIビデオの最大解像度は、Nintendo Switchを接続した場合が1920×1080ピクセル、MacBook/MacBook Proを接続した場合が4096×2160ピクセル。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月20日まで。記事執筆時点(日本時間7月18日18時)でキャンペーン期間は2日残っている。目標金額の5000ドルに対し、約8万5000ドルの資金を集めている。
一方、Indiegogoで支援募集中なのは「SFANS」。基本的にはSwitch-Conと同じスペックで、4K対応HDMIポート、2つのUSB-Aポート、2つのUSB-Cポート、出力45wから100wのUSB PDポートを備える。サイズは59×59×13.5mm、重さは40g。
SFANSもSwitch-Con同様、各種スマートフォンやPCでも利用可能。
Indiegogoでの目標金額は1万ドル。記事執筆時点(日本時間7月18日18時)でキャンペーン期間は19日残っているが、すでに5万7000ドルの資金を集めている。
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