マイスペース、映画「ブラッド・ダイヤモンド」製作陣と提携か

文:Stefanie Olsen(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2007年07月23日 16時20分

 MySpaceは、ハリウッド映画「ブラッド・ダイヤモンド」などを手がけた、Edward Zwick氏およびMarshall Herskovitz氏のコンビから、新しいオリジナル作品「QuarterLife」シリーズのライセンス契約を密かに結んだ、との情報がこの件に近い情報筋から明らかにされた。SNSのMySpaceでは、The New York Timesなどのオリジナル動画を配信する「MySpace TV」が最近立ち上げられているが、QuarterLifeシリーズのオンライン配信も、2008年初めまでにスタートする予定であることが、匿名を希望する同情報筋によって示された。

 この提携は、まだ不成立に終わる可能性もあり、関係者からの明確なコメントは未だ得られていない。しかしながら、もし実現すれば、ハリウッドの大手製作チームのウェブプログラム進出を飾ることになる。また、より多くのハリウッド芸能関係者に、ウェブ上で配信するオリジナルエンターテインメント作品の制作を促すことにもなるだろう。

 さらに、この提携は、ライバルのYahooがオリジナル動画配信分野で遅れを取り、新興SNSのMySpaceや、GoogleのYouTubeに、かつてのYahooの独占分野を奪われたことを痛切に思い知らせるものとなる。2004年にYahooが、「ロスト」制作を承認したABC重役のLloyd Brau氏を引き抜き、ハリウッドへの強力なアピールをしていたことも考えるならば、今回のニュースは非常に大きな打撃ともいえる。Brau氏は、あまり目立った成果を上げることなく、わずか2年でYahooを解雇された。

 すでにMySpaceは、Michael Eisner氏が新たに設立したプロダクションVuguruから生まれた「Prom Queen」ショート動画シリーズの配信を開始している。(MySpaceによれば、同シリーズの人気は高い)。また、早ければ2008年1月にも、Mark Burnett氏との提携で、政治物のリアリティシリーズ「Independent」の配信がスタートする予定である。

 他にも、Sequoia Capitalが出資するWill Ferrell氏の「Funnyordie.com」を始めとした独立系サイトのプロジェクトもあり、ネット上でクオリティの高い短編形式の動画の需要が高まり、ハリウッドがオンラインで新たなリスクを取ることに積極的になってきていることが示されている。

 映画情報サイトのInternet Movie Databaseによれば、現在ポストプロダクション段階にあるQuarterLifeは「友人たちの私生活を暴露するビデオブログを『quarterlife』というサイト上で公開し、それを知った友人たちをカンカンに怒らせてしまう雑誌編集者兼作家のDylan Krieger氏」が主人公になっているという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

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