エプソン、4800dpiモデルなどカラーイメージスキャナ3機種を発売

 セイコーエプソン(草間三郎社長)は10月15日、光学解像度4800dpiを実現したカラーイメージスキャナ カラリオ・スキャナ「GT-X700」、および解像度2400dpiの「GT-9300UFS」、解像度1200dpiの「GT-7400U」の3機種をエプソン販売(真道昌良社長)を通じ、10月31日から順次販売すると発表した。価格はすべてオープンプライス。

 「GT-X700」は、オンチップマイクロレンズ付き6ラインカラーCCD「α-Hyper CCD」を搭載し、国内初となる光学解像度4800dpiを実現したカラリオ・スキャナシリーズのフラッグシップモデル。4800dpiの精細な解像力と最新のスキャナドライバ「EPSON Scan(Ver2.0)」によって、ハイクオリティなスキャンが可能となっている。

 また、原稿カバー内に新開発の光源移動型フィルムスキャンユニットを搭載し、標準で35mmストリップフィルム4列24コマ、スライド8コマ、ブローニ(最大6×12cm)3枚、4×5インチ判2枚の読み取りも可能。さらに、業務用のフィルムスキャナなどに搭載のゴミ・キズ除去機能「Digital ICETM」を採用。フィルムに付着したゴミ、キズに加え、フィルムスキャナでは対応できなかった紙焼き写真のキズ、折り目なども自動検出し、画像の修正を高精度で行う。

 「GT-9300UFS」は、退色復元、ホコリ除去機能を搭載し、スキャナドライバ「EPSON Scan」を添付することでスキャンの楽しさを拡充した、解像度2400dpiの高画質スタンダードモデル。フィルムの読み取りも標準で対応し、35mmストリップ6コマ、スライド4コマのスキャンが可能。

 「GT-7400U」は、スリムでスタイリッシュなボディに1200dpiのCCDセンサとUSB2.0インターフェイスを装備したWindows専用モデル。退色復元機能も搭載し、扱いやすいエントリーユーザー向けモデルとなっている。

 発売は、「GT-X700」が10月31日、「GT-9300UFS」と「GT-7400U」が11月14日。同社では、カラリオ・スキャナシリーズ全体で今後1年間に40万台の販売を見込んでいる。

 なお、新製品の発売にともない、現行モデル3機種の標準価格をオープンプライスに改定した。

セイコーエプソン

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