グラフ共有サービス「vizoo」を提供するフィルモア・アドバイザリーが、個人向けのグラフ生成サービス「Figit(フィグイット)」を公開した。
フィルモア・アドバイザリーが提供するvizooは、上場企業の株価や財務データ、各種統計データなど、同社が取り扱うデータを組み合わせてオリジナルのグラフを作成し、共有できるサービス。
機関投資家や証券会社向けのビジネスユースを想定しているvizooに対し、ユーザーからの「タイムリーなデータを使って、手軽にグラフを作成できるサービスが欲しい」という要望から試験的に公開したサービスがFigitだ。
グラフを生成するには、「ボード」と呼ぶグラフのカテゴリを選択、もしくは新規に作成したのち、グラフの種類やグラフのラベル、データ、タイトルを入力する。グラフに関連するURLなど、140文字の「ひとこと」をつけることができる。生成したグラフは、直接TwitterやFacebookに投稿できる。
Figitのディレクションを担当するフィルモア・アドバイザリーの太田新二郎氏は、Titterと連携した写真投稿サービス「Twitpic」を例に挙げ、「Twitpicが写真を手軽にTwitterに投稿できるサービスであれば、Figitはそのグラフ版として育てていきたい」と語る。今後はまず、無料会員制にしてユーザー管理機能を整え、その後はニーズをもとにサービスを強化していく。FigitへのフィードバックはTwitterアカウント「figit_net」およびuservoice.comの「Figit」で受け付ける。
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