フェンリル、セキュリティ面を強化した「Sleipnir 2.9.3」公開

新澤公介(編集部)2010年01月26日 11時00分

 フェンリルは1月26日、ウェブブラウザ「Sleipnir」の最新版「Sleipnir 2.9.3」を公開した。同社ウェブサイトから無料でダウンロードできる。

 Sleipnir 2.9.3では、Windows XP SP2以降に搭載されたセキュリティ機能「データ実行防止(DEP)」に対応した。これにより、ウイルスやワームなどにコンピュータを乗っ取られるバッファオーバーフロー攻撃などを防げるようになったという。ただし同機能を利用するには、OSがWindows XP(SP3以降)もしくはWindows Vista(SP1以降) 、Windows 7で、ハードウェアもDEPに対応している必要がある。

 また、Windows 7の「Aero Peek」が有効時に発生する不具合や、標準ツールバーの背景に無関係なツールバーのアイコンが表示される不具合など10数件を修正している。

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