グリーは11月13日、取締役会において、同社株式を最大811万3000株売り出すと決議した。「当社普通株式の分布状況の改善、流動性の向上および留保金課税の回避を目的としたもの」(グリー)としている。
まず、発行済み株式の17.23%にあたる普通株式771万3000株を売り出す。価格は11月24日から27日までのいずれかの日における、東京証券取引所での終値に0.90〜1.00をかけた価格を仮条件とする。13日の終値で計算した場合、総額で398億7621万円となる。
売出人および株数は以下のとおり。
このほか、オーバーアロットメントにより普通株式40万株を売り出す。
なお、売り出し後の株主比率は、田中良和氏が50.89%、KDDIが7.15%、山岸広太郎氏が2.98%。リクルートは保有全株を売却するため、保有比率は0%となる。
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