リコーは1月26日、ハイブリッドAFシステムを搭載し、オートフォーカススピードを高速化した、光学10.7倍(28〜300mm)広角・高倍率ズームのデジタルカメラ「CX5」を2月10日に発売すると発表した。市場想定価格は4万5000円前後の見込み。
広角28mm、望遠300?ともにAF合焦時間は最短0.2秒で、前モデルとなる「CX4」に比べて最大2分の1に短縮。最大2.0倍のズームが可能な「超解像ズーム」により、画質の劣化を抑えながら最大600mm相当の望遠撮影が可能になったとしている。デジタルズームを使用すればさらに被写体を拡大でき、最大で2880mmの超望遠撮影が可能になるという。
また、カメラが画像の輪郭やグラデーションなどを自動的に見分けて、それぞれに最適な処理を行なう「超解像技術」により、解像感の高い画像を撮影できるとしている。なお、超解像の強度はOFF、弱、強から設定できる。CMOSセンサは裏面照射型1000万画素で、暗いシーンの撮像に力を発揮するとしている。液晶モニタは高精細3.0型92万ドットVGAで、Eye-Fiカード(X2シリーズ)に対応する。
新たなシーンモードとして、「料理モード」「打ち上げ花火モード」、「ゴルフ連写モード」を搭載。打ち上げ花火モードで、シャッター音を「たーまやー」という掛け声に設定できるほか、ゴルフ連写モードでは撮影時や再生時にグリッドラインが表示されるという。シーンモードは計14種類を搭載している。
このほかに、「ソフトフォーカス」「クロスプロセス」「トイカメラ」「ミニチュアライズ」など6種類の「クリエイティブ撮影モード」を搭載し、多彩な撮影表現が楽しめるとしている。
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