シャープ、「AQUOS」に3D対応とLEDモデルを追加--「見守りサービス」を新搭載

加納恵(編集部)2011年01月26日 12時53分

 シャープは液晶テレビ「AQUOS」シリーズに、3D対応の「Z5」と、LEDバックライトを搭載したベーシックモデル「V5」の2シリーズを追加した。3月10日に発売する。

  • AQUOS Z5シリーズ

 Z5シリーズは40V型から60V型までの4モデル展開になる。3Dトランスミッタは内蔵するが、3Dメガネは別売になる3D対応モデルとして発売する。

 液晶パネルには、現行のUV2Aパネルを進化させた「ハイスピードUV2A」を搭載。平均応答速度3ミリ秒というという高速応答を実現し、3D映像のクロストークを現行機に比べ約70%低減できるとしている。本体には「3D明るさアップ」ボタンも備え、好みの3D画質に調整することが可能。「2D→3D変換」機能も内蔵する。

 バックライトはエッジ型LEDを採用し、最薄部27mmのスリムデザインを実現。左右フレーム幅も25mmに抑えることで、本体をコンパクト化したとしている。

 さらに「AQUOSインフォメーション」機能を新搭載した。これはリモコンのダイレクトボタンを押すと、テレビ画面上にポップアップウインドウが表示され、インターネット情報のほか、番組検索結果に基づく「おすすめ番組」、USB HDD内にある「未視聴録画番組」などを表示してくれるというもの。簡単な操作でテレビ視聴がより楽しくなるとしている。

  • 画面下部に「ムーブセンサー」を搭載し、自動で節電する

  • 「AQUOSインフォメーション」のポップアップウインドウ

  • 新デザインのリモコンを採用する

  • LC-60Z5(60V型 店頭想定価格:48万円前後)
  • LC-52Z5(52V型 店頭想定価格:33万円前後)
  • LC-46Z5(46V型 店頭想定価格:26万円前後)
  • LC-40Z5(40V型 店頭想定価格:18万円前後)

 V5シリーズは20V型から52V型まで6モデルをそろえる。ボディカラーはブラックだが、32V型以下のモデルではホワイト、ブラックの2色展開になる。

 バックライトにはエッジ型LEDを採用し、消費電力を抑えながら明るい映像を実現するという。

  • AQUOS V5シリーズ

  • LC-52V5(52V型 店頭想定価格:29万円前後)
  • LC-46V5(46V型 店頭想定価格:22万円前後)
  • LC-40V5(40V型 店頭想定価格:14万円前後)
  • LC-32V5(32V型 店頭想定価格:9万円前後)
  • LC-26V5(26V型 店頭想定価格:8万5000円前後)
  • LC-20V5(20V型 店頭想定価格:7万円前後)

 両シリーズともに、USB HDDに録画ができ、Z5シリーズでは視聴中の別番組録画にも対応する。また、AQUOS初の機能としてテレビの使用状況を携帯電話やパソコンなどの電子メールに自動で知らせる「見守りサービス」を用意した。今日テレビを使用したかどうかわかることで、離れて暮らす家族の状況が確認できるとしている。

 全機種、別の部屋にある「AQUOSブルーレイ」のHDDに録画された番組やDLNA対応の機器内に保存されている、動画、音楽、静止画コンテンツを家庭内LAN経由で視聴できる「ホームネットワーク機能」に対応。新着ニュースやおすすめ動画情報など「インターネット情報」の視聴も可能だ。

  • テレビの背面に取り付けられるUSB HDD「LCH-RK500UTV」(エレコム)が2月に発売される予定だ

  • 「見守りサービス」の画面。メール送信条件は選択できる

  • 現行品との梱包材比較。コンパクトカーの後部座席でも持ち帰りできるよう薄型梱包を採用したという

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