富士フイルムは1月25日、光学式24倍ズームレンズや3.0型ワイドタッチパネル液晶搭載モデルなどデジタルカメラの新機種3モデルを、2月11日より発売すると発表した。
今回発売されるのは「FinePix Z90」「FinePix S3200」「FinePix AX300」の3モデルだ。FinePix Z90は、3.0型ワイドのタッチパネル液晶を搭載した1420万画素モデル。タッチでのピント合わせと自動追尾が可能な「タッチ追尾」、タッチ操作でシャッターが切れる「タッチショット」、画面の縦横表示を自動で切り替える「タテヨコオート」、さらには液晶画面を上下2分割して上にプレビュー画面、下にサムネイル画面を表示する「2画面サクサク再生」も採用している。カラーはピンク、レッド、パープル、ブラックの4種類で、店頭想定価格は2万円前後になる見込みだ。
FinePix S3200は、35mmフィルム換算で24〜576mmとなる光学24倍ズームレンズを搭載したモデルだ。高解像度1400万画素のCCDにより、被写体に2cmまで近寄れるスーパーマクロ撮影から超望遠ズーム撮影まで行える。幅広いレンジをカバーしながらもレンズ交換の手間が要らない扱いやすさが特長だ。CCDシフト式の手ブレ補正機能と最大ISO6400の高感度にも対応。自動で被写体にピントを合わせ続ける「自動追尾オートフォーカス」、撮影画像に目をつぶると知らせてくれる「目つぶり検出」なども備えている。店頭想定価格は3万円前後になる見込みだ。
FinePix AX300は、最薄部22.0mmのコンパクトボディに有効画素数1400万画素のCCDを搭載した単3形乾電池対応モデル。FinePixの乾電池対応モデルでは初めて「電子フォトアルバム機能(フォトブックアシスト)」を備えており、気に入った写真にマークをつけたりグルーピングをしたりできる。また、シャッターボタンを押してカメラを横方向へ動かすと最大3枚の画像がパノラマ写真に自動で合成される「ぐるっとパノラマ」、自動シーン認識機能「シーンぴったりナビ」なども備えている。店頭想定価格は1万3000円前後になる見込みだ。
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