オンキヨーは9月28日、AVセンターとスピーカーをテレビラックに一体化したHDシアターラックシステム「CB-HT1200」を発表した。発売予定は10月28日。店頭想定価格は9万円前後になる。
スピーカーユニットには、自社設計の「A-OMFモノコック」ウーファと、超高音まで再生可能なバランスドームトゥイータを搭載。さらに、重低音を担当するサブウーファー用ユニットを2基装備したツイン・サブウーファで、低音だけでなく音の表現力までを追求したとしている。
視聴エリアを3ポイントまでを測定できる「Audyssey2EQ」により、スピーカー初期設定時のセットアップを自動化。フロントサラウンド時だけでなくスピーカーを増設して5.1chに拡張した際も、座る位置によってサラウンド効果に差が生じないよう調整可能としている。
3D映像伝送と対応の薄型テレビとの連動動作ができるオーディオリターンチャンネル(ARC)に対応する「HDMI ver.1.4a」端子を搭載。さらに、Blu-ray DiscのHDサラウンドに対応した「Dolby TrueHD」、「DTS-HD Master Audio」といったデコーダも備える。
オプションのiPodトランスポート「ND-S1」と組み合わせれば、iPod内の音楽ファイルを聞くことが可能。、曲の再生や停止などは、CB-HT1200のリモコンで操作できる。
本体サイズは高さ399mm×幅1200mm×奥行き413mm、重量は45kg。幅900mmの収納スペースを上下に設置し、一般的なレコーダーやプレーヤー機器を4台まで設置できる。キャビネットの天面には黒フィルム強化ガラスを採用し、傷が付きにくく、高いインテリア性を追求したという。
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