日立情報、中小規模企業向けクラウドで低価格に単一アプリが使える新プラン

富永恭子(ロビンソン)2011年01月26日 16時31分

 日立情報システムズ(日立情報)は1月26日、クラウド型サービス「Dougubako」のメニューに、ユーザー自身のPCから業務アプリケーションの機能だけを低価格で利用できる「仮想アプリケーション提供タイプ」を追加したと発表した。新サービスの販売開始は2月1日からとなる。

 Dougubakoは、業務アプリケーションを日立情報のデータセンターからインターネットを通じて提供する中小規模企業向けクラウドサービス。同サービスでは、データの安全な保管や複数のアプリケーション間でのデータ連携のニーズを踏まえ、アプリケーションの機能から仮想デスクトップ環境、データ保管、連携機能などのPC環境までをワンセットで提供している。

 今回、メニューに追加された仮想アプリケーション提供タイプは、従来より低価格で単一のアプリケーションのみを利用できるというもの。四電工の「CRAFT-CAD」を含む14種類のアプリケーションが仮想アプリケーション提供タイプに対応している。

 また、日立情報では、仮想アプリケーション提供タイプの発売に合わせて、新たに12種類のアプリケーションをDougubakoのラインアップに加えた。これにより、Dougubakoで利用可能なアプリケーションは、全45種類となる。さらに、ユーザーが自らの業務環境に適したアプリケーションと関連サービスを選びやすいよう、選択できるアプリケーション群を「AppsDepot」、ユーザーが利用する仮想環境を「V-TOP」とするなど、サービス体系の見直しを行っている。

 Dougubako仮想アプリケーション提供タイプの利用料は、CRAFT-CADを利用した場合、月額1万7000円より。

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